賭博覇王伝 零 感想

賭博覇王伝 零　第69話 歓声


失われたリング


　零が見付けたリングを本物に交換してもらい、最後のアトラクション「失われたリング」は終了。
　また、ドリームキングダムの制限時間が0となり、予選自体も終了となった。


　アトラクションを出ると、そこには零を心配する仲間達が待っていた。



　そんな仲間達に、零は3つのリングを高く掲げて見せる。



　零のリング獲得を喜び、抱擁する末崎。
　今更だけど、もう完全に零の仲間筆頭みたいなポジションになっているな。
　決勝になっても、零の仲間でいるのだろうか。


　それはいいとして、
　やったっ！　零がやった！　クリアー！
　なんて、喜んでいるのがいるけど、誰だよ、コイツ等‥‥。




　零のリング獲得を、標や板倉も祝福する。
　もっとも、板倉の場合は、打算もあるのかもしれないけど。

　にしても、板倉の末崎への態度は相変わらずだな。
　末崎も、よくこんな扱いされて怒らないものだ。




　と、喜ぶ零達の前に、在全が登場。
　零から受けた屈辱のせいで臥してしまったとか言われていたが、元気になった様だ。



　並ばせろ！　突破者とっぱものを‥‥！

　‥‥何だよ「突破者とっぱもの」って。
　決勝進出者で良いだろうが。
　変な呼び方するから、笑ってしまった。


　在全の言う「突破者」は、全部で24名。
　もっといるものだと思っていけど、意外と少ないな。

　零の関係者は、零、ユウキ、ヒロシ、末崎、板倉の5人。
　標の取り巻きは、見たところ5人だから、標を含めると6人。
　標が裏切らなければ、決勝では味方が11人もいる事になるのか。楽だな。

　そう言えば、鏖の魔女の参加者も24人の中にいるのだろうか？
　零と末崎達以外の15人でジャンケンをしたとすると、5人は決勝進出するハズだけど。



　さて、在全は、突破者達を「息子」と呼び始める。



　圧倒的一蓮托生！
　となれば当然養子縁組‥！



　父ちゃん喜び‥‥ 庭駆け回るわっ‥！



　突破者達に対して、惜しみない賞賛を送る在全。

　その一方で、予選敗退者達には、



　死んでしまえっ！　野犬にでも食われてっ！



　今回は、この一連の在全の態度とセリフに笑わせてもらった。


　なお、予選敗退者に対しては、ちゃんとバスが出るらしい。
　福本伸行の作品だから、本気で現地解散させるつもりかと思った。


　ところで、在全が賭けるのって、3兆って話じゃなかったっけ？
　いつの間に、5兆とか10兆を預けるって話になったんだ？



　ともあれ、今回で予選は完全に終了。
　遂に、突破者24人同士が戦う決勝スタート‥‥と思いきや、



　次号、大増25Pで第一部完結！！




　こう来たか。
　しかし、第一部完結って、どの程度の意味なんだろう？

　永久に第二部が始まらない「第一部完」ではないと思うけど、長期休載は確定かな？
　問題はその間隔だけど、カイジって各シリーズの間、どのくらい休載してたんだろ？