へぶつい (Heavenly Twins)

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近代麻雀 感想

2010-10-01 23:52:58 | 近代麻雀
近代麻雀 2010年11月01日号

満潮! ツモクラテス

 今度はミーコが登場して、再びゲンナリ。

 D2リーグで、+200ptを叩いたのは、富良と茶菜の2人だけだった。
 だが、新知恵は「麻雀バトルサイト成績上位4名」の方で、既に参加資格を得ていたらしい。
 でも、それなら、前回の時点で、新知恵の獲得ポイントを明示しておけば良かったと思うんだけどなぁ。
 富良は「おまえ何でここに?」なんて驚いていたけど、読んでいても、サプライズに感じなかった。


 ジャンプリーグ参加者は28名で、1節ごとに下位4名が脱落していくサバイバル戦。
 ポイントは毎節持ち越しだけど、リーグ序盤は足切り回避が最優先となる。

 にも関わらず、第1節でミーコと同卓した富良は、東1でミーコに倍直されてしまった。
 ミーコの「教え通りに打てば勝てる」という主人公能力は、作品が変わっても発動中なのだろうか?
 富良、第1節で脱落という事はないと思うけど、いきなりピンチだな。


 それはそうと、富良の「こいつ強ェ」「何者で誰に教わった!?」というセリフに違和感を覚えた。
 茶菜にも、いきなり「誰かに教わったの?」なんて訊いてたけど、何で教わった事が前提になってるんだ?
 麻雀の場合、誰か特定の師匠がいる人間なんて、かなり少数派だと思うんだけど。
 確かに、JMPの女子プロには師弟制度があるけど、それを知った上での質問じゃなかったよな。

 まぁ、不自然さは感じたけど、この辺の話は、富良と積倉との対比に繋がるのだろう。
 以前、相手を見下している富良に対し、積倉が「相手は皆、優秀な教師」だなんて言ってたし。
 そう言えば、未だにキャラの掴めない新知恵は、どんな哲学を持っているキャラなのだろうか?



麻雀小僧

 まー坊は、熊部さんに5連続でラスを引かせ、自分を認めさせる事に成功した。

 熊部さんは、まー坊と同卓するのはリスクが高いと知り、方針を変更。
 逆に、まー坊が借金を返し、早く店から出て行けるよう、応援する事にしたそうだ。

 この結末は面白かった。
 まー坊も熊部さんも大人で、好感が持てるなぁ。



私利私欲! まあじゃん入門

 本編とは関係ないけど、物理学的には、サイコロは「5」の目が最も出る確率が高いんだっけ。
 まぁ、世の中には、限りなく理論値に近付けた「世界最速のサイコロ」なんてのもあるけど。



ムダヅモ無き改革

 東2局1本場。
 この局もハイゼンベルクストライクを狙い、トリスタンはダブリーを打つ。

 しかし、その瞬間、地球では、



 WARNING! A HUGE BATTLESHIP "HEISENBERG STRIKE" IS APPROACHING FAST
 パターン青!!! ハイゼンベルクストライク来ます!!!

 スーパーカミオカンデがニュートリノ反応を検出していた。
 ハイゼンベルクストライクは、時空を強引に重ね合わせするため、必ず痕跡が残るらしい。
 そして、この情報はアシモに送信され、アシモも小泉にシグナルを出す。
 これこそが、アシモに搭載された「対スーパーアーリア人迎撃システム」!!
 ……って、アシモ、実は大した事してないな。

 あと、スーパーカミオカンデの「A HUGE BATTLESHIP」とか「パターン青」が謎だ。
 何処にも戦艦なんかいないし、何が青なのかもよく分からない。
 これは麻雀漫画なんだから、ダライアスやエヴァの話が出て来るハズもないし。


 それはさておき、ハイゼンベルクストライクには、一つの欠点があった。
 その欠点とは、ハイゼンベルクストライクは、原理的に「待ちにならない牌」があるという事。
 小泉はその欠点を突き、トリスタンのダブリーに「安牌」を切りつつ、逆に満貫を直撃した。

 ただ、湯川博士は「多面待ちにならない牌は安牌」と言ってたけど、多面待ちとはちょっと違うかな?
 小泉は4枚見えなのでを切ったけど、みたいな「多面待ち」は有り得たし。
 でも、とか、みたいに、待ち取りが複数ある場合の総称って何だろう? 多種待ち?
 僕の語彙の中にはないけど、正式な呼び方があるんだろうか?


 宣言通り、ハイゼンベルクストライクを破った、小泉とアシモ。
 だが、次局、ヒトラーは、罠を仕掛けて来た。

 ヒトラーは、を大明槓し、を暗槓、そして、手の内からを切り出す。
 しかし、アシモが手牌のを合わせ打つと、ヒトラーは捨てたばかりのにポンの声を掛けた。



 パオアンチェインマイハート!!!

 ヒトラーの狙いは、大三元の責任払い。
 もし、親のヒトラーに大三元をツモられたら、アシモは包でトバされてしまう。

 ただ、ヒトラーの言ったセリフからすると、トリスタンがヒトラーに差し込むのかな?
 その場合、24000点ではアシモはトバないから、ダブル役満か、ハイゼンベルクストライクが必要だが。

 にしても、随分と古い手を使って来たなぁ。
 元祖は知らないけど、スーパーヅガンの時代に、既にネタにされてたくらい古いぞ、この戦法。
 最近のネタは使わず、前世紀のネタばかり使うのは、狙ってやっているんだろうか?

 もっとも、



 うひょっ!! いい配牌!!!

 調べてみたら、これは一応、今世紀のネタみたいだな。古いけど。



アカギ

 鷲巣は和了らない方を選んだか。
 で、また余計な事をして、墓穴を掘りそうな雰囲気。
 アカギに罠を張っても無駄なの、まだ理解してなかったのかよ。



ひぐらしのく頃に 雀 ~燕返し編~

 第11話 発症

 勝ち始めたにも関わらず、圭一は一層疑心暗鬼を増大させていく。

 梨花ちゃんも、「アガリ始めれば疑心暗鬼も収まると思っていたのに…」と怪訝な表情。
 という事は、梨花ちゃんは、この世界、初体験なのか。
 もしかして、急に圭一の手が良くなったのは、梨花ちゃんが仕組んだ事?

 また、圭一に続いて、沙都子まで雛見沢症候群を発症。
 どうやら、麻雀が、北条鉄平を思い出すキッカケになってしまったらしい。
 そう言えば、原作でも、鉄平が仲間を呼んで、沙都子の家で麻雀している描写があった様な。


 血が出るほど首を掻き毟る圭一と、それを見て泣き出す沙都子。
 しかし、魅音は全く気にせず、圭一の連勝を阻止するためのリーチを打つ。

 ……そんなだから、皆に「空気読め」なんて言われる事になるんだよ。

 
 

 圭一は、魅音のリーチを受け、更に疑心暗鬼を募らせる。

   ツモ  ドラ

 リーチ宣言牌以外、中張牌ばかりの変則的な捨て牌は、七対子?
 いや、4枚切れの一九字牌は1枚も無く、まだ国士無双の可能性も残っている。
 せめて、現物があれば1巡は凌げるのに、手牌に現物はゼロ。はい、何を切る?


 切れる牌が 1枚も 無い

 どれも切れない
 どれも切りたくない
 もう何も切りたくない

 いっそ…何もかも ぶち壊したい!!!

 追い詰められた圭一は、立ち上がり、



 ぐしゃあ

 ……となる寸前で、レナが圭一を止めた。

 ビビったぁ。
 本気で、鬼隠し編みたいなエンドかと。


 レナは圭一を座らせ、「梨花ちゃんがポンって言ったの聞こえなかったのかな?」と言う。
 梨花ちゃんはレナの意図に気付き、魅音のリーチ宣言牌を「哭く」。

 そして、



 梨花ちゃんは、手の内からを抜き打ち、魅音へと差し込んだ。
 この放銃で梨花ちゃんがトビとなり、圭一はトップ維持。

 開けてみれば、魅音の手は、単騎の七対子ドラドラ。
 圭一の手に当たり牌は1枚も無く、結果的には何を切っても通っていた。


 次の試合が始まる前に、レナが一つの提案した。
 それは、会則第二条に則り、ルールをイカサマを含めて「なんでもアリ」にするという事。
 梨花ちゃんは、この状況では危険過ぎると考えるが、これは意外と良い提案かも。


 段々と、梨花ちゃんのモノローグも増え、羽入の姿も見え始めたこの世界。
 果たして、圭一たちには、どんな結末が待ち構えているのだろうか?

 それと、行方不明になった入江は、まだ生きていた。
 入江は、梨花ちゃんに危険を伝えようとしていたみたいだが、森の中で山狗(多分)に狙撃されてしまう。
 これで死んでたら、生存が確認された回で死亡するという、悲惨な最期を迎える事になるな。
 『ひぐらし』の場合、フツーにそうなる可能性もあるところが怖いんだけど。



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4 コメント

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Unknown (アーデ)
2010-10-02 06:06:44
命って、言葉通りのトリスタンの命って意味でなく、サントリニテの意味で命なのでは?
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Unknown (Unknown)
2010-10-04 01:13:08
普通に圭一が殴った所でビビったでござる
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Unknown (Unknown)
2012-08-27 06:15:31
思慮の浅いことだ
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Unknown (Unknown)
2013-06-18 02:23:06
ダライアスネタだと気づいた人が他にもいて安心しました。
どのダライアスの警告音だったんでしょうね。
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