新型コロナの感染拡大から3年目。今月から本格的に就活がスタートするなか、就活生を悩ませているのが…。
大学2年生:「【ガクチカ】があまりないので…」
大学3年生:「【ガクチカ】として、ひねり出すのが難しい…」
皆さんは、「ガクチカ」という言葉を知っていますか?
ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略で、採用面接で聞かれる定番の質問の一つです。
■「ガクチカ」なく…就活95%不安
来年春に卒業予定の大学生らを対象に行った調査によりますと、95%以上の学生が「就職活動に不安がある」と回答しました。
そのうち7割以上が「志望する企業の内定を獲得できるか」、半数以上がガクチカがないことを理由に挙げています。
■「聞かれることは諦めていて…」
コロナ禍での就職活動を行っている学生たちは、ガクチカに様々な思いを持っているようです。
大学2年生:「ガクチカっていうと、大学のゼミ活動とかそういうのしか言えない。いかにそれを濃くしていくかというところで、今の大学生は、それを頑張るしかない」
大学3年生:「(面接官に)コロナ禍で何か頑張りましたかって言われると、サークルもバイトも、自分たちなりにはやってるんですけど、これでいいのかなっていう。エピソード弱いのかなって、不安になることはあります」「聞かれることに対しては、諦めているので。できなかったことだったら、これから会社に入って行くうえで、こういうような事業で貢献していけたらいいなとか。そういう姿勢を見せますという話の締め方にしてもいいのかな思って。面接では、そういうふうに使ったりしてます」
■「表情が分からないと感情も…」
マスク越しのコミュニケーションに、悩みを抱える人もいました。
大学2年生:「本当に仲の良い友達以外は、正直分からない」「目だけだよね」
大学3年生:「表情が分からないと、感情とかも分からないから。どういうコミュニケーションをすればいいか、分からないところもすごく多いと思う」
(「グッド!モーニング」2022年3月8日放送分より)