【北京共同】新型コロナウイルスが再流行する中国で、45都市で何らかの都市封鎖(ロックダウン)が行われ、対象者が3億7300万人に上るとみられることが分かった。調査した野村ホールディングス傘下の野村国際(香港)が16日までに明らかにした。全人口の26.4%が行動制限を受けている計算だ。都市封鎖になると自宅や施設に隔離されたり、居住区から出られなくなったりする。上海市を中心に感染の拡大傾向が続く一方、習近平国家主席は感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」継続を強調しており、行動の自由を奪われる人がさらに増える可能性がある。
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