横浜市立大学は新型コロナワクチンを接種した人で、オミクロン株の感染を防ぐための「中和抗体」を持ってる人は3割ほどにとどまるという調査結果を発表しました。
横浜市立大学のグループは今年1月から2月にかけて、横浜市に住むおよそ120人を対象にコロナの感染を防ぐために十分な「中和抗体」を持っているか調べました。120人のほとんどがワクチンの2回目接種を終え、3回目を受ける前でしたが、デルタ株を予防できる中和抗体があった人は74パーセント、オミクロン株では28パーセントにとどまったということです。
研究グループは“第6波”の感染拡大に関連している可能性があるとしていますが、「3回目の接種で抗体の量を補強することが出来る」との見解を示しています。
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