物には形があるが、それについて今日知ったことを書いて見ようと思う。
次回の東京オリンピックに採用されたエンブレムの形は、時間と空間がよく表現されているように思います。地球であれば重力や圧力などが働くと、格子状の市松模様は例えばああいう風に変化しえます。
長野オリンピックの清水選手がメダルを取ったスケート競技場はビッグハットといいます。その形をみると、ゆるやかなM状の屋根となってます。蓋の部分が曲線で、側面は直線で、重力のかかる雪は関係ありませんね。
物が落ちるとき、重力がかかると加速度がつくので、スピードはそれに応じて上がるのですが、それは、スピードは時間と動きの関係を外から鳥瞰した関係性の値なので、動いていない物そのものにとっては時間が変わるわけです。
竜宮城が遅いのは当たり前の物語です。
そういうことが昔から自然にあったので、自然らしい形、人工的な形という認識があると思うのです。ビッグハットの形はなんとなくどちらでもない感じがします。
ゾウの時間ネズミの時間というようなタイトルの本を読んだような気がしますが、純粋に生物学的な時間というのものもあるようです。それに対して、普通は環境にも影響されて自らの時間が規定されます。
時空間をゆがみなく保つことに、努力がなされていることもあるのです。