手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

SATRI-ICでEQアンプ  その3

2010年03月31日 23時35分58秒 | PC_Audio
SATRI-ICのEQも、なんだか時間を経ることで 音が良くなった
感じがする。OSコンのエージングが進んだのだろうか。
かなり低い帯域の音が出ている感じがする。
雰囲気ではWEの球に負けるが、ノイズが少ない分、小音量時の
音色はなかなかのものがある。
 で、今日は、先般、入手したWE403Aと WE403Bの選別をやってみた。
403Aが3本、403Bが15本だ。ついでなので、6AK5(東芝の通測用が
4本とCV4010と書かれた箱に入ったのが4本)も試してみた。
 EQの初段に挿してのチェックだ。2段目は WE408Aをそのまま
使う。カップリングコンデンサの出力側にミリバルを繋いで
その電圧を測った。
Lchには、ムラードのEF86が挿してあって、これが 0.35mVだ。
これまでのRchに挿してあったWE408Aの場合だとこれが1mVくらい
出ていた。
 その測定の結果を A ~ D に分類してみた。
1)6AK5
  東芝の通測用、全くダメ、5-7mVも出て D だ。使えない。
  CV4010は、意外に良くて、0.7mVのが1本、1mVのが1本取れた。
  聴感上はEF86と大差ないので、使えるかも。

2)WE403A
  残念ながら 1.2-1.7mVくらいに分布していて B 
3)WE403B
  殆どが Bランクで 1.2-1.7mVに分布
  2本だけ、1mV弱で かろうじて Aランク

ということで、何とか 左右にWE403系で使えるのが2-3本
取れた。

でも、考えてみると、6AK5でも使える範疇の音が出るので
あれば、SOVTECあたりのEF86を選別して使ってもいけるのでは
ないだろうか。造りも頑丈だし。
 それに、どうも金田式DCプリの音は、どうもEQ部分ではなくて
その後の、差動フラットアンプが作っているように思える。
なので、EQ部を 半導体、またはハイブリッドという組み合わせも
いいような気がしてきた。

  


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