手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

久しぶりに 音を出してみたら

2012年07月25日 23時39分47秒 | TRアンプ

  先月の25日にMontreux JAZZ Festival を体感すべく旅に出た。

けれども、スイスの中央アルプスを5日間ほど一人で歩き回った。私は山歩きなんかとは

無縁と自分では思っていたが、そうでもないかも知れないと思わされた。

それほど、スイスの山岳地方の自然は素晴らしかった。

 考えてみると、もう6年前になるのか アイルランドのAran Islandsアラン諸島)の中の小島、

Inis mor島へ行った。当時は司馬 太郎さんの著書を読み漁っていた頃で、「街道をゆく」のグラビア版で

アイルランドを扱った版があった。そこに出ていたInis mor島の断崖を見たくなった。

次は、ScotlandのSkye島にある Old Man of Storr という 奇岩を見たくなり 出かけて行った。

そこで、初めて短時間ではあったが、岩場をよじ登るという体験をした。このことがあったから

少々、怖い場所もあったが、5日間も山歩きができたのだろう。

 その間、なぜか音楽を聴きたいという欲求は出てこなかった。疲れ切ったとき

人は音楽を求めないのかも知れない。荘厳な自然の方が 心を癒してくれるのかも知れない。

でも、山の斜面に放し飼いにされた牛たちの首に付けられた大きな鈴が 一斉に鳴りはじめたときは

これが、音楽の原点のような気がした。

 と、旅から帰ったかと思うと、また、東京へ行ったりして 落ち着くことができなかった。

やっと、今日、システムの結線をチェックし、音を出してみた。

........

1ケ月ぶりに鳴らしてみて、出てきた音にガッカリした。

低音の立ち上がりの鈍いこと、音が膨らんでボケている。

さて、どうしたものか。

 

 

 

 


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