手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

Moon のギターを改造

2013年02月11日 01時10分27秒 | diary

 先日、新聞を読んでいたら なんでもこの2-3年海外製のギター(この場合、たぶんUSA製だろうと
推測)の輸入量が増えているそうだ。団塊の世代が若いころに憧れていて、当時は買えなかった
GibsonとかマーチンとかFenderとかを買っているのだろう。私も10年ほど前に、子会社に移籍する際に
出た退職金をもらったとき「この際だから何か買いたかった物を買おう」と考えたき 真っ先に
頭に浮かんだのはギターだった。新品もいくつかは買ったが、大半はオークションや中古専門の楽器屋で買った。
大半はエレキ・ギターだ。その大半は今は手元にない。ギターは10本を超えると、そのケースの置き場や
本体の置き場がなくなる。狭い部屋なので。現在は8本ほどが残っている。そして結局はGibson系と
Fender系だ。なんだかんだ言ってもこの2大ブランドが残ったという当たり前の結果となった。
 ギターの良さがまだわかってなくて、手放してから悔やんだものもあった。
初期のSchecterのストラト・モデル、HeritageのHD-70(ダブル・カッタウェイ)、GASあたりが
懐かしい。今でも欲しいモデルではある。それなりに探してみたりもするが、GASを除いて殆ど
オークションでも出てこない。その手放した中の一つに Moonのストラトがある。
これはたまに出て来るので、2年ほど前に入手した。改造品ということで意外に安く落札できた。
それが、これだ。



手元にあるFenderはネックがどちらもメイプルだ。以前からメイプル以外のマホガニーか、エボニーが
欲しいと思っていた。これは、たぶん色の濃さからいってエボニーに近いと思う。それに、通常、ストラト・タイプは
シングルのピックアップだが、これには、GIBSON製(との説明があった)のハムバッカーが付いていた。



が、どうもストラト・タイプのギターに付けられたハムバッカーの音というのは、レス・ポールに
付けられたときと音が全然違う。なので、本来のシングルPUを3個付けたらどうなるのかを
試してみたくなった。





ということで手持ちのPUの中から3個とも違うメーカーのものを付けてみた。



上から、Valley Arts製、Schecter製(俗にモンスター・トーンと呼ばれたころのものらしい?)、
そして、国産のストラト製造で有名なVanzant製のbluesモデルを取り付けた。



ついでに、配線を変えて、ピックアップをシリーズにミックスできるようにしてみた。そして、
付いていたオイルコンを 東一電機のvitamin-Qに替えた。このコンデンサは楽器屋ではUSAのブランドと
して売られていた。楽器の世界でもコンデンサやケーブルなどはオーディオの世界で評価されている
ブランドが良いとされている(らしい)。5枚目の写真の右側に見えている配線材はWE製らしい。
ケーブルはこの世界でも Beldenが高級な部類に入る。

改造し、音を出してみると、3種類のPUからは、それぞれのメーカーの音がする。

 全く、オーディオの世界と同じだ。PUなので、カートリッジを変えたように音が変わる。
いや、スピーカーを変えたのと同じくらいにハッキリと音が違う。

 どうも、付き合い方が、オーディオと同じで なかなかケリがつかずに 困る。


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