手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

WE球 DCプリ顛末記 その3

2009年11月30日 23時35分35秒 | PC_Audio
2006/11/27
「」  Audio
 「手作りの会」という集まりに出せるよう、内部の配置を少しでも
見れるようにと、変更しました。ついでに、本来のNF抵抗のところに
VRを入れて、オリジナルの回路に近づけてみました。
 ただし、この回路にして、メインアンプに直結すると、わかっては
いましたが、VRを絞り込んでも、ガンガン音が出てしまいます。
VRにバラに抵抗を入れて抵抗値を下げているにもかかわらずです。
仕方なく間に、金田式の石による反転FAアンプを入れてアッテネートして
みました。すると、もろに音が引っ込みます。このFA(フラット)アンプも
単独でCDを聴く分には、なかなか引き締まった音を聴かせてくれるの
ですが。
さてこのアンプをWE429Appを例会に持ち込みました。
モニタのSPはAltecの604-8G(たぶん)です。残念ながら重低音は
期待できませんが、能率が高いので、4Wくらいのアンプでも朗々と
鳴ります。低域の非力さもわかりませんでした。いいところが
出て、なかなかいい感じでした。
さて、プリアンプですが、持ち込む前から感じていたのですが、やはり
発振していました。そして、FAを間に入れると音が引っ込むというのは
皆さんから指摘されました。音の方は、まあまあかなという評価では
あったようです。それよりも、参考までにと持ち込んだ DL103用の
トランスとして開発された AU103かT103とい呼ばれているMC用の
トランスが、なかなかいい音を出してくれたのが 今回の成果でした。
このトランスをDCプリに繋ぐと、耐入力オーバーなのか、残念ながら
歪んでしまいます。

 ということで、この2週間ほど、毎晩、DCプリに取り組んできましたが、
なんとか、使えるレベルに達したようです。ただ、使いにくいというか
実用的でないことも、再認識させられました。
その最たるものは、他の部屋で蛍光灯の電源をONにしたときの
ビックリするような、ショックノイズが出ることです。
これは、忘れていましたが、昔も経験していたことでした。
 いくら音がいいとは言え、普通の生活をしている中で使えるような
アンプであって欲しいと思います。
 ただWEの球を使った音がいい、ということは、わかったので
なんとか使い易くて いい音がするEQアンプはないものかと
考えています。 普通の球の回路に金田式の定電圧回路を入れたり
すると、いい音(主に低音)が出ないかと思ったりしています。


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