手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

No.128もどき EQ その4

2010年11月06日 00時37分29秒 | PC_Audio
 今夜も食事後、半田ごてを握って、昨夜の続きだ。
使い回しで、アルミシャーシの底は、穴だらけだ。
ここ数年、まともなケースに収めたことがない。
 いつも暫定的というか、試しに作ってみるというのが多くて。
SATRI-ICのアンプみたいに、殆どいじるところがないアンプだと
一応の体裁を整えるのだけども、金田氏のあとを追っていると
追試の状況から抜け出せない。
お陰で、まともなケースにも入ってないEQアンプが3台になって
しまった。金田式の場合、そんなに音の傾向が変わる訳ではないので、
どこかで、折り合いを付けておく必要がある。
プリアンプでいえば、No.168は、長いこと使っていた。
 が、いつも何か物足りなさを感じていた。その解決になってくれそう
だったのが、真空管式DCプリだった。これは、なかなか魅力的な音を
奏でてくれるアンプだった。ただし、残留ノイズが多いのが欠点だ。
 何とか、金田氏の道を外れてもいいから、ノイズを減らしたい。
その解というか、折り合いを付けられるのは、ハイブリッドEQだろうか。
一応、パーツは揃っているはずなので、取り掛かりたい。
kontonさんによると、なかなかいいみたいだ。

 さて、No.128もどき+AOCの方だが、弁当箱シャーシに組み込み
電源を入れると、やっぱりハムが残っている。
電池だと問題なかったのに、AC電源だと やっぱりこれが問題になるな
と思いながら、アース周りの配線をチェックする。
いつもと違うのはAOC回路が入ったことだ。確かにAOCの2.2μFの
コンデンサに手を近づけるとハムを拾う。なるほど、ゲインの高い
位置なので、この辺りの処理かと思ったが、そうでもないみたいだ。
で、電磁誘導のせいかと思い、アンプを持ち上げ角度を変えたら
ハム音が止まった。 なんのことはない、プレーヤからのケーブルが
どうやら原因のようだ。内部断線になりかけているようだ。
ということで、ハム問題は解決。
 が、やっぱりラインアンプ部のゲインが足りない感じがしてならない。
フルボリュームで、大丈夫というのが、おかしい。

 といいながらも、音の方は、前後感、奥行き感、左右の音源の
配置は、特筆ものかもしれない。 
Bill Evansの ”Waltz for Debby" を聴くと
いつもと違う、楽器の配置に見える。
 これまでだと、ドラムとBassが かぶって聴こえていたのが、
ちゃんと 分かれて聴こえる。とは 言っても 実際の楽器の
配置は ”こうだろう”という風には 聴こえない。
Bassの高い音域と、低域で、音の出て来る位置が変わってしまう。
 これは、録音の仕方によるのか、LIVEゆえ、仕方がないことなのかは
解らない。

 いづれにしても、フラットアンプ部のgainの低いのが気になる。

ということで、比較のために、No.210もどき を 新たに弁当箱
アルミシャーシに収めることにした。
そのフラットアンプ部と比較してみよう。
 今夜は、基板を取り付けたところで 中断した。
残りは明日だ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。