手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

EL156pp 再挑戦 その21

2021年10月03日 00時18分54秒 | 真空管アンプ

昨日は、アンプの入出力の測定をした。


EL156の設定は

プレート電圧 : 468V
プレート電流 :  55mA
スクリーン電圧 :377V

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 1Khz にて測定

・入力電圧   0.1V  

・出力電圧(出力トランスの8オーム端子) 14V

・利得 140倍 (43dB)

とかなり感度が高いアンプとなった。スピーカーの能率が90dBなので、ハムは殆ど聴こえない。

一応 NFBをかけることにした。
・入力電圧 0.1V  で NFBの抵抗を18KΩとして 増幅率が43倍(32dB)となった。NFBは10dBかな。

最大出力は : 55W

この状態で周波数特性は 20Khzまでフラット。高域でのピークは見られなかった。
実は今回のサンスイの出力トランスの1次側のインピーダンスは4.5Kオームだ。本来 KT88用のトランスだ。本来 EL156用だと6K - 8Kオームが理想かも知れない。
普段、そんなに大出力での動作はさせないので良しとしよう。
SG電圧はツェナーダイオードを3個(33V×2 , 27V×1 )使って簡易な定電圧回路?としている。

肝心の音の方はということで私のリファレンスとなっている ビル・エヴァンスの「Walts for Debby」(CD)を聴いてみた。いい感じだ。
昔、使っていた JBLの077, 375とウーファーにTAD4001Aの出すシンバルの音が飛んでくるようなリアルなJazz空間には及ぶべきもない。でも、クラシックの弦の音がダメだった。要するにスタジオやLIVEハウスでの演奏の再生は最高の組み合わせだった。

次にボーカルものでリッキーリー・ジョーンズの「Pop Pop」を聴いてみた。
これもなかなかいい感じの空間を再現してくれる。

夜の10時を過ぎているので、大きな音は出せない。
外部への音漏れは防音対策をしているが部屋のドアは防音対策をしていないので家族から苦情がでる。なので明日までお預けだ。

 



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