手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

375 吸音材(?)を取り替える。

2011年02月07日 00時14分17秒 | PC_Audio
さて、30年近く、開けたことがなかった375だが、前の持ち主がメンテナンスを
されたのか、マジックでマーキングした跡などがあった。
肝心のダイアフラムはと言えば、写真では、光を反射してわかり難いが
中心部が少し鈍い色をしていた。



ひょっとしたらボロボロになったスポンジがくっついていたかも知れない。
ベタベタの状態だったので、その可能性は大だ。
 ということは、ダイアフラムがダンプされた状態だったことも想像される。
それは、思い当たる節がある。何となく、それまで375+077を組み合わせて
来ていたが、数年前に、試しにLE85を加えて4Wayにしたとき、Vocalや
弦の音が、クリアになったと感じ、そのままで来た。
 それは、どうもこのスポンジの劣化が関係していたのかも知れない。
適当な、クッション材が手元にあったので、それを両面tapeで貼り付けた。
意外に短い時間で作業は終了。



ところで、この作業をやるときの注意は、強力なマグネットにドライバが吸い寄せ
られることと、参考にしたBlogなどには書いてある。それで、昨年の夏に
秋葉原へ行ったとき、非金属のドライバを買おうと思った。で、専門店に行き
値段を聞いたら、5千円もするというので、買うのを止めた。
 今回の作業でも、バックキャビティに付いているSPターミナルからのコードを
振動板から外すときは、慎重に作業をした。
 が、取り付けるときに、ちょっと油断して、ドライバの先端が吸い寄せられ
そうになったときは、「アッ!!」と声を出しそうになった。が、無事何事も
なく終了した。

早速、ホーンに取り付けBOXの上にセット。音出し。
うーーん、バランスが崩れてしまった。中高域が賑やかになった。
375のアッテネータを、それまでの3時くらいから、9時くらいまで
絞ることになった。やっぱり、375の高域がダンプされていたのかも
知れない。
 それに、ウーファの416の低音が、ボンつく感じがする。

これは、どうやら全体的なバランス調整が必要になったようだ。

(続く)




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