手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

SATRI-ICでEQアンプ  その1

2010年03月29日 00時14分01秒 | PC_Audio
 今、稼動中のEQアンプは、金田式真空管DCプリ(仮組状態)だけだ。
WE403や386Aは高いので、20V管であるWE408Aと407Aを使った構成で
作ってある。それでもちゃんとWEの音は出ているのだろう。
と思っている。実際、かなりいい音で鳴ってくれている。
 欠点といえば、やはり残留ノイズだ。
で、片方のchの初段をEF86にしてみたりして試してきた。
確かに、EF86の方が、ノイズは半減する。
が、当然、音は少し違うように聴こえる。
一応、408Aは10本程度の手持ちから選別はしてみたが
結構盛大にノイズを発散している。
 音が良ければ、ノイズなんか目を瞑るという考え方もあるが、
たまには、気になったりする。
 で、先日、オークションで、403Aを3本と403Bを12本ばかり調達したので、
この中から、ノイズの少ないのを選別してみようなどと思っていた。

 が、その検証作業が面倒なので、ふと、余っている
SATRI-IC(BPM-7110TS)3個を使ってみようという気になった。
さっそく金曜日の午後から取り掛かった。
参考にしたのは、MJ ’98年8月号の安井氏の記事。
今、使っているラインアンプは、これに準拠している。
 で、EQアンプもこれを参考にすることにした。
 が、出てきた音は、ちょっと高域に偏りすぎた音だ。
低音がちょっと出ていない。ということで、SATRi-ICの
公式HPを見て、それに模した回路に変更してみた。
が、今度は、もっと高域に偏った音になってしまった。
ということで、CRを見直してて、なんとか それなりの
音が出るようになった。

それにしても球のEQアンプは残留ノイズがすごい。
IC版は、実におとなしい。球の方が、VR 9時くらいで
すごいノイズが出るのに、IC版のほうは、3時くらいまで
上げても、それほどうるさくない。
やっぱり、残留ノイズの点では、半導体が有利なようだ。


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