手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

No.167風 2SK1530パワーアンプ その後 2

2012年06月20日 23時50分37秒 | TRアンプ

2SK1530パワーアンプとの組み合わせということでは、もう一つの組み合わせが残っていた。

いただき物の バイポーラTRを終段に使った 安井式LIKEなアンプだ。局部帰還のNFだけしか

掛かっていないタイプだ。単体で鳴らすと、スッキリした歪の少ない音がする。低域はさすがに

TAD1601をドライブするには力不足な感じがしていたアンプだ。

金田式No.167風と 窪田式の2SK1530を使ったパワーアンプをそれぞれ BTL接続で低域に使う。

そして中高域を安井式LIKEなアンプを使ってみた。

果たして、出てきた音は、確かに歪感の少ない 素直な音だった。

これが、昨夜のことで、今日は、午後から来客があり、主にClassicを聴くとのこと。

なので、この構成で聴いてもらった。持参されたCDは、「Rosset Meyer Geiger Trio/What Happend」と

いうタイトルだった。ピアノTrioなので、私が普段聞いている New york Trioの構成に似ている。

録音も良くて、システムの弱点もさらけ出してくれる。

そう、聴き易いのだが、スピード感と力強さがない、と言ったところか。

山本 剛の MistyをLPでかけたら、全然 その雰囲気が出なかった。あのピアノの高域の カツーンという

刺激的な音が全く出ない。375+077の音がしない。 さすがにガッカリしたので、アンプを クリスキットに替えた。

アンプのゲインが違うので、バランスが崩れてしまったが、刺激的な中高音は 戻ってきた。

ただ、この組み合わせだと、2SK1530の立ち上がりの鈍さが出てきてしまう。

 ということで、益々 2sk2554で作りなおす必要性を痛感した。

で、ちょっと試しに再度、中高域のアンプをEL-12ppに替えてみた。 なんだか、こちらの方が、JAZZに

限っては、雰囲気を持った音がする。なので、明日は昼間に オーケストラものを聴いてみることにしよう。

 


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