療養生活も約2ヶ月半を過ぎ、術後の経過も良さそうなので、
今回のアンプ比較で気になっていたシステムの出口を検討することに
した。
本当は、スピーカーBOXに手を入れたいところだ。
そもそもいまのBOXは、GAUSSの5831という型式のウーファを
妙な経緯で手に入れたところから苦労が始まっている。
当時は、狭いアパートに住んでいたので、スピーカは
FostexのFE103を本棚に入れて使うというみじめな状態だった。
一方で、ギター用に持っていたアンプには、Altecの427-8H
という立派なユニットが使われていたりしていた。その前に
JBLのK120というのも買っていて、これらの海外製品の音の
良さは知っていた。当然ながら、いつかはJBLの#4333あたりが
欲しいとは思っていた。が、なにしろ買えたにしても
置くところがないし、満足な音を出せる住環境でもなかった。
ある日、行きつけの楽器屋(オーディオ製品も扱っていた)に
行ったら JBLと書かれた小さな箱が置いてあった。それを眺めて
いたら店主が、「077ですよ」と言ってきた。「いくらですか」と
聞くと、pairで38,000円とのこと。いわゆる並行ものだった。
いづれは使うかもしれないし、安いときに買っておけと思い買った。
これをギターアンプにコンデンサで低域をカットして繋ぎ
片CHとして使い、もう片chはFE103をパラにして鳴らしてみたら
すごくいい感じで、ウェス・モンゴメリーのギターが鳴り出した。
どうも、これが私のその後の変則的なシステムの始まりだったの
かも知れない。それから、そんなに時間を置かずに 楽器コーナーに
剥き出しで置かれていたGAUSSの5831(1台のみ)を買ってしまった。
当時は、15inchのウーファといえば、JBLの2231Aか136Aが定番
だったので、私もそれがターゲットではあった。が、その頃、
GAUSSのユニットを4333や4343に入れるとJAZZには最高だという
記事などを見かけるようになったというのが買った動機だろうと
思う。その後、少し広い社宅に移れることになり、ちゃんとした
BOXが置けそうだということになり、JBL2420を買い、もう片方の
5831を正規ルート(Optonicaブランド)で購入。高かった。
10万円ほどしたかな。2231Aが円高もあって1本、3万円ちょっと
だったから尚更だ。
で、これからが、大変で、思えば私のオーディオ変遷は、
この「GAUSSの5831」との闘いだった。今でもそれは同じだけども。
それは、一言でいうと「低音が出ない」(思ったほど)ということだ。
その後、金田式のスタンダードとも言うべきAltec416-8A、
オンケンの500MT+500Woodや、ExclusiveのEL403やD130Aを
鳴らしていた時期もあったが、なぜか5831は、初期バージョンと
後期のバージョンというペアであったためか、売ろうにも買い手が
つかず、これも大げさに言うと運命だと思い諦めて使い続けてきた。
それなりに飼い慣らして来たので、性格も分かって来たように
思える。要するにPAとかスタジオモニターとして使うべきであって
狭い部屋で、小さな音量では本領は発揮されないようだ。
ある時点から(相当の音量だが)、すごい音が出始める。
スピード感と押し出しの強い音だ。でも、時々、少し渋い音も
聴きたくなるし、ゆったりした低域に伸びた音も聴きたくなる。
そうなると、もうこれは、手ごろな金額で一般に入手可能なものと
なると TADの1601シリーズしかない。ExclusiveのEL403と実質は
同じものと言われたりもするが、今、一度、聴いてみたいと
思い始めた。自宅療養で暇はあるので、ネットオークションを
漁っていたら なんと運のいいことに、中古が出て来た。
ただし1本。ペアでないので、安価に入手できた。運がいいのか
コーンが破れたジャンクも出てきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/76/e24a3042ed50b33cdadc9271aba40c07_s.jpg)
< 拡大 >
それとは別にコーンアッセンブリも
1本出てきたので、これもゲットできた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/43/91/3840fd2357d43cb6e3987bbc275a249a_s.jpg)
< 3本 の 1601a >
動作品のユニット1本だけを5831と取り替えて、変則で鳴らしてみた。
明らかに、5831より低域が伸びているのがわかる。おまけに
音色が明るく、見透しが良く、解像度も上がったようだ。
左右の音空間が違うのが良くわかる。
これは、できるだけ早くもう1本を復活させなくては。
今回のアンプ比較で気になっていたシステムの出口を検討することに
した。
本当は、スピーカーBOXに手を入れたいところだ。
そもそもいまのBOXは、GAUSSの5831という型式のウーファを
妙な経緯で手に入れたところから苦労が始まっている。
当時は、狭いアパートに住んでいたので、スピーカは
FostexのFE103を本棚に入れて使うというみじめな状態だった。
一方で、ギター用に持っていたアンプには、Altecの427-8H
という立派なユニットが使われていたりしていた。その前に
JBLのK120というのも買っていて、これらの海外製品の音の
良さは知っていた。当然ながら、いつかはJBLの#4333あたりが
欲しいとは思っていた。が、なにしろ買えたにしても
置くところがないし、満足な音を出せる住環境でもなかった。
ある日、行きつけの楽器屋(オーディオ製品も扱っていた)に
行ったら JBLと書かれた小さな箱が置いてあった。それを眺めて
いたら店主が、「077ですよ」と言ってきた。「いくらですか」と
聞くと、pairで38,000円とのこと。いわゆる並行ものだった。
いづれは使うかもしれないし、安いときに買っておけと思い買った。
これをギターアンプにコンデンサで低域をカットして繋ぎ
片CHとして使い、もう片chはFE103をパラにして鳴らしてみたら
すごくいい感じで、ウェス・モンゴメリーのギターが鳴り出した。
どうも、これが私のその後の変則的なシステムの始まりだったの
かも知れない。それから、そんなに時間を置かずに 楽器コーナーに
剥き出しで置かれていたGAUSSの5831(1台のみ)を買ってしまった。
当時は、15inchのウーファといえば、JBLの2231Aか136Aが定番
だったので、私もそれがターゲットではあった。が、その頃、
GAUSSのユニットを4333や4343に入れるとJAZZには最高だという
記事などを見かけるようになったというのが買った動機だろうと
思う。その後、少し広い社宅に移れることになり、ちゃんとした
BOXが置けそうだということになり、JBL2420を買い、もう片方の
5831を正規ルート(Optonicaブランド)で購入。高かった。
10万円ほどしたかな。2231Aが円高もあって1本、3万円ちょっと
だったから尚更だ。
で、これからが、大変で、思えば私のオーディオ変遷は、
この「GAUSSの5831」との闘いだった。今でもそれは同じだけども。
それは、一言でいうと「低音が出ない」(思ったほど)ということだ。
その後、金田式のスタンダードとも言うべきAltec416-8A、
オンケンの500MT+500Woodや、ExclusiveのEL403やD130Aを
鳴らしていた時期もあったが、なぜか5831は、初期バージョンと
後期のバージョンというペアであったためか、売ろうにも買い手が
つかず、これも大げさに言うと運命だと思い諦めて使い続けてきた。
それなりに飼い慣らして来たので、性格も分かって来たように
思える。要するにPAとかスタジオモニターとして使うべきであって
狭い部屋で、小さな音量では本領は発揮されないようだ。
ある時点から(相当の音量だが)、すごい音が出始める。
スピード感と押し出しの強い音だ。でも、時々、少し渋い音も
聴きたくなるし、ゆったりした低域に伸びた音も聴きたくなる。
そうなると、もうこれは、手ごろな金額で一般に入手可能なものと
なると TADの1601シリーズしかない。ExclusiveのEL403と実質は
同じものと言われたりもするが、今、一度、聴いてみたいと
思い始めた。自宅療養で暇はあるので、ネットオークションを
漁っていたら なんと運のいいことに、中古が出て来た。
ただし1本。ペアでないので、安価に入手できた。運がいいのか
コーンが破れたジャンクも出てきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/76/e24a3042ed50b33cdadc9271aba40c07_s.jpg)
< 拡大 >
それとは別にコーンアッセンブリも
1本出てきたので、これもゲットできた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/43/91/3840fd2357d43cb6e3987bbc275a249a_s.jpg)
< 3本 の 1601a >
動作品のユニット1本だけを5831と取り替えて、変則で鳴らしてみた。
明らかに、5831より低域が伸びているのがわかる。おまけに
音色が明るく、見透しが良く、解像度も上がったようだ。
左右の音空間が違うのが良くわかる。
これは、できるだけ早くもう1本を復活させなくては。