気ままに☆風まかせ

知らず知らず過ぎてしまう日常。。
落書帳の気軽さで 日々の想い 書き留めていきたいと思います。
 

カウボーイ&エイリアン

2011-10-28 00:10:58 | 日記


「カウボーイ&エイリアン」 観て来ましたぁ^^

テレビのCM なんか面白そうで・・でも こういうのって
胸弾ましてして観に行った割にはハズレ!ってパターンも多くて
今回も期待薄で出かけたのだけど これが案外面白かったです。

西部劇とSF 二度美味しいって感じかなぁ(*゜v゜*)
たぶんね 本格的な西部劇なんか観られてる方には
こんなの西部劇じゃあない!って叱られちゃうんだろうけど
空っ風ビュービューに小汚い居酒屋のドアがバタンバタン・・
この人 いつお風呂にはいったんだろ?って主人公が出現
ってところでチャンネルを変えてたわたしにとって
まさに西部劇初体験~♪ (;^_^A
なんだかムサイけど・・ なんだか荒っぽいけど・・
なんだか・・・チョッとハマっちゃう西部劇!

なんで映画名 「カウボーイ&エイリアン」なんだろ?
「vs」でなく「&」なんだろ??
って疑問だったんだけど・・・
結論! カウボーイもエイリアンでしたぁ~
現代人にとっては チョッと魅力的なエイリアン(*≧m≦*)

SF映画として観るに、あのロケット型母船とトンボ型飛行船
もっと斬新なデザインはなかった?ってか 手抜き??
って 突っ込みを入れたくなっちゃったけど 
気楽に観れる娯楽映画としては面白かったです^^

平日の午後。。
同僚が働いてる時間。。 
ゴディバのアイス片手に 映画館でまったり過ごす昼下がり。。。
c(>ω<)ゞ イヤァ~ 最高っス!! 

「幸福の王子」 オスカー・ワイルド 

2011-10-21 00:21:49 | 日記


本屋さんで目にとまった絵本「幸福の王子」

懐かしい~~!
子供の頃 母親がこの本が大好きとかで よく読んで聞かせてくれてたっけ。。
子供心に このやさしい王子様が可哀想でしかたがなくて 泣き出したんだけど
ウチの母親が 
神様が見ててくれて また人間の姿に戻してくれてシンデレラと幸せに暮らしましたとさ (⌒^⌒)b
って メッチャいい加減な物語に仕上げてくれてて (-"-;A ...
今回 初めて その真相が明らかに(笑

でも 改めて読んでみると 奥が深いです。
これは 絵本というより大人向けの哲学書。。

人は簡単に愛とか平和とか口にするけれど
愛のためにすべてを捨てることができるのだろうか
平和のために 財産を差し出すことができるのだろうか
愛のため 平和のために すべてを捨てて・・命までも・・
その覚悟ができるのだろうか
そんなの 私は絶対に無理!!って思っても
もしも そんなことができれば それはそれで すごく幸せなことなんじゃないかと思ってしまう。
でも王子様から そのルビーの飾りやサファイアの目を貰った貧しい人たちは
それで幸せになれたのだろうか?
それもまた 懐疑的に思ってしまう。

歳を重ねたぶん 無償の愛の難しさと憧れが増すような
ある意味 大人の童話なのかもしれませんね。。

機会があれば 一度 手にとってご覧ください^^
キッと 子供の頃に受けた印象とは別のものになっていると思いますよ^^

 

神無月の里

2011-10-09 23:21:09 | 日記
香川県と徳島の県境近く。。。
九十九折の対向車も交わせないような細い道を行くこと20分あまり
薄暗い杉林を抜け出すと そこにぽっかり山里が出現しました。

そこだけ 時間も空間もすっぽり神様が切り取ってしまったかのような里山。。

斜面という斜面はまるで雪のような真っ白な蕎麦の花で覆われていて
空の雲と大地の境が10月の雪で曖昧になったかよう。。

種から芽がでて、花開き、結実して収穫する喜びがいっぱいの
そんな神無月の里。

よろしければ ご覧くださいね =^-^=うふっ♪


神無月の里



「コスモスの影にはいつも誰かが隠れている」 藤原新也

2011-10-05 22:57:38 | 日記



この本はフリーペーパー誌に連載されていた藤原新也氏の短編集です。

実は何気に本屋さんで見かけたこのタイトルが気にいり
手に取った一冊ですが これが なんか よかったです。

すごく感動するとか 面白いとか そんな感じじゃ全然ないんだけど
 
どちらかといえば暗め。。

イケメンのヒーローもいなければ
頭脳明晰な探偵もいないし
そこそこ今風のギャルも登場してきません。

主人公は ネット難民だったり 死期の迫った初老の男性だったり

でも不思議と悲しいとか暗い感じになるというのじゃなくて
漣のように静かな感動がひたひたと満ちてくる感じがして
知らず知らずに泣いてました。

読んでいくうちに この タイトルが なるほどなぁ~って思い当たってきます。
実際 同じタイトルの短編も収録されているのですが

コスモスのように ささやかに野に咲く花たち・・
でも その花の影には 宝物のように守らねばならないもの 
生きていく糧のようなものが 隠されているのです。
それがあるからこそ たおやかに 地面を這ってでも 
空に向かって花開けようともがけるのです。

本の帯に書かれている紹介文を引用すると
今日もまたいろいろあるだろうけど 気を取り直して頑張ろう~
そんな気持ちにさせてくれます。