本屋さんで目にとまった絵本「幸福の王子」
懐かしい~~!
子供の頃 母親がこの本が大好きとかで よく読んで聞かせてくれてたっけ。。
子供心に このやさしい王子様が可哀想でしかたがなくて 泣き出したんだけど
ウチの母親が
神様が見ててくれて また人間の姿に戻してくれてシンデレラと幸せに暮らしましたとさ (⌒^⌒)b
って メッチャいい加減な物語に仕上げてくれてて (-"-;A ...
今回 初めて その真相が明らかに(笑
でも 改めて読んでみると 奥が深いです。
これは 絵本というより大人向けの哲学書。。
人は簡単に愛とか平和とか口にするけれど
愛のためにすべてを捨てることができるのだろうか
平和のために 財産を差し出すことができるのだろうか
愛のため 平和のために すべてを捨てて・・命までも・・
その覚悟ができるのだろうか
そんなの 私は絶対に無理!!って思っても
もしも そんなことができれば それはそれで すごく幸せなことなんじゃないかと思ってしまう。
でも王子様から そのルビーの飾りやサファイアの目を貰った貧しい人たちは
それで幸せになれたのだろうか?
それもまた 懐疑的に思ってしまう。
歳を重ねたぶん 無償の愛の難しさと憧れが増すような
ある意味 大人の童話なのかもしれませんね。。
機会があれば 一度 手にとってご覧ください^^
キッと 子供の頃に受けた印象とは別のものになっていると思いますよ^^