天使になった彼女

私はある趣味のサイトに参加している。
そこでは色々な趣味のサークルがあり私はスケッチのサークルに参加している。
そこで知り合った彼女がいた。
重い病気を持っていた。

昨日　サークルの一人から彼女が亡くなったと訃報が届いた。
まだ70歳そこそこだったと思う。
信じられなかった。
まさか・・・まさか・・・

時間がたつに従い悲しみが込み上げてきた。

ベットに潜っても眠れず
彼女との思い出がよみがえってきた。
ぽろぽろ涙がこぼれた。

昨年から透析のために近所に引っ越してきた。

朝　7時ごろ携帯が鳴る・・・
「○○ちゃん　おはよう。今日はいいお天気ね。今日は透析に行ってきます。」
メッセージが入っている。
「透析が終わったの。お茶しない？」
か細いやさしいお声で話す彼女。
「透析を始めてから体力がなくなって歩くのもやっとよ」と悲しげに笑う。
「近場だったらスケッチに行きたいから誘ってね」

一緒に東京都の美術館にも行った。
楽しく悲しい思い出が色々よみがえってくる。

もう「○○ちゃん」と優しいお声で呼んでくれないんだ・・

どこへ行ったの？
どこにいるの？
さみしいよ

貴方を思い出すたびに私はたくさんの涙を流すでしょう。