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積水ハウスでの検討(1)

2023-06-16 02:44:02 | 家づくり日記

前回、Tomorrow's life museumに行ったことで、かなり具体的なイメージを持つことができた。しかし、現有するマンションを維持しながら賃貸併用住宅にするか、現有マンションを売却して新築戸建ての夢を追うか、まだまだ答えが出ずにいた。

ある日、積水ハウスの営業から賃貸併用住宅の場合の試算ができたのでお話ししたい、という連絡があり、早速その週末におしゃれな打合せスペースへと向かった。

賃貸併用として建築し、収支がどうなるのかビジネスとしての妥当性も併せて助言が欲しいと思っていました。出てきた資金計画書と内容は…驚きの億超え(笑

その中身は、狙う層は学生向けの狭い1Kではなく、2DKとか若い共働き夫婦がリモートワークもし易い物件とした方が良い、とのアドバイスをいただきました。これはやはりさすが大手HMのマーケティング力を感じました。

30年間家賃収入が保証されるシステムを使っても、自腹で3千万円は負担しなければならないので、なかなか簡単には決断できませんでした。でも展示場で鉄筋コンクリート構造の3階住居の賃貸兼用を見た時に、他の家屋からの視線が全く気にならない、勝ち組感がすごいフラットな間取りに感動したので、そういうのもいいな、と思っていました。

提案力は流石のHMでしたが、そんなビジネスに足突っ込んでもいいのか?とか、負けたときどうするか?とか色々リスクを考えると現実的ではないな、とも思いました。

 

結局、その案は両親に相談したらダメだ、と。廃案になりました。


2022年10月、積水ハウスTomorrow’s Life Museum

2023-05-06 21:54:11 | 家づくり日記

こんにちは。新米お家づくりブロガーの太郎です。前回まではいきなり住宅展示場に行った我が家が見学した住友林業と積水ハウスのお話をしました。いきなり住宅展示場にいくのはだめだ、と言う住宅系YouTuberもいましたが、それは住宅展示場に行って帰ってきてから見たので意味ありませんでした。

今回は、積極的なアプローチがあった積水ハウスの誘われるままに茨城県古河市にあるTomorrow's Life Museumを訪れたことを書きます。

積水ハウスは茨城県古河市に大きな工場があり、隣接地にいろいろなコンセプトのモデルハウスが並んでいる展示場があります。そこへ招待されたので、のこのこ訪問しました。車で約2時間、10時の待ち合わせに間に合うように早起きして出掛けた我が家、到着して受付を済ませてから、シアターホールでの説明を聞いた後、スクリーン背面が開いて広大な敷地が見えると言うとってもおしゃれな演出で期待感が高まります。この辺りは大手ハウスメーカーさんはすごいですね。

まずはお目当てのあの建築家の伊礼智氏の手がけたモデルハウスから。外構との一体感が素晴らしいと思いました。中に入っても心地良い空間と幾つもの落ち着く場所があり、一つの美術作品のようにも感じました。中庭にへのアプローチも独特で、本当に空間の使い方に無駄がない、と思いました。ただ、これはこれで意味があるのだろうとは思うけど、ずっと住み続ける、自分の住みたい家なのだろうか?と考えた時、ちょっと違うな、と思いました。作品の中に住みたい、と言う方はいいのでしょうが、我が家は自分たちの考える生活スタイルに合った間取りや構造を探していきたい、と考えるようになっていきます。

この時点ではまだまだ家を建てることに消極的で、何か金銭的メリットでもあれば、と考えていた時期でもありました。例えば、賃貸用アパートと住居をセットにすることで建築費用を浮かせる、といった野心も持っていました。

ここには複数の異なるテーマやライフステージのモデルハウスがあり、木造だけではなく鉄骨のものもありました。また、材料の破壊試験実演など家づくりの技術についても触れられる場所になっていました。午前、午後とほぼ1日を過ごして、積水ハウスの家づくりへの熱意を感じることができました。いろいろ質問しながら、また質問に答えながら、我々の目指している家がどんなものなのか掴もうとしていた、と言う気がします。

ここでのやり取りが具体的なプランとして出てくるまでにそれほど時間はかかりませんでした。それはまた今度。


ことの始まり(3)積水ハウス篇

2023-05-02 19:02:50 | 家づくり日記

(前のブログの続編です)

次に向かったのは、もう一つの大手ハウスメーカー、積水ハウスでした。こちらもまた半端ない邸宅感のモデルハウスで、入った瞬間にワァーオという感じでした。こちらも予約なしで飛び込んだのだが、営業の方がよく説明してくれて、木造で大空間と大開口を作ることができる積水ハウスのシャーウッドについても勉強することができた。

こちらは住友林業のビッグフレームと違い、梁と柱の固定補強に鉄筋技術を応用した金具を使うものだった。ビッグフレームよりも柱がスッキリすることや、柱が角にある必要はないので、開放感のある空間を作ることができる。木造の平屋で大きな開口を夢見ている我が家ではこの2社が候補となっていた。

こちらでも約2時間説明を聞き、話の流れで茨城県にある積水ハウス工場に隣接する展示場を見学することとなった。

この時点ではむしろ積水ハウスの方に傾いていた。それが最終的に住友林業で決めることになるのだが、その葛藤や選択理由を流れの中で説明してくことができればと考えています。どうぞよろしくお願いします。


ことの始まり(2)住友林業篇

2023-05-01 22:03:41 | 家づくり日記

重厚な外観、重心の低い軒の出たデザイン、あふれる和のテイスト、まさに住友林業という邸宅感が半端ない圧倒的な存在感から、すぐにそれだということがわかった。

意を決して玄関を入ると、背が高くイケメンの(という印象しかなく、すみません!)若い営業に出迎えてもらった。予約なしで来てしまったのですが?と聞いたところ、快くリビングの方へ通していただけた。この時点ではまったく下調べもしていないので完全アウェイ状態。木の存在感と邸宅感に圧倒されていたが、簡単なアンケートをご記入いただければ、ということで住所氏名などを書き込んで渡してから住宅内の案内を始めていただいた。

リビングにつながる和室もthe 和というテイストで素晴らしかった。案内が始まって5分ほどで、その若い営業さんのお客様が来られたようで、少し待っていると、これまた背の高いベテラン営業さんが登場した。この営業さんが我々の担当営業になるのだが、それはまだ先のこと。この時点では飛び込みで住宅展示場に見学に来た一夫婦でした。

建物を一回りし、住友林業の得意とする建築方法、ビッグフレーム工法や断熱サッシの技術的説明を受けて、木造建築の弱点を補い、かつ進化させた工法なのだと確信しました。

ビッグフレーム工法は、基礎に直接固定されるビッグフレーム(大きな太い柱のようなものです)が特徴で、簡単に言うと壁や筋交で耐力を出すのではなく、大きな柱と梁の組合せで耐力を持たせるものです。柱なしの大開口や壁内空間も有効活用できるため、引込み戸を設置しやすいなどのメリットがあります。

漠然と平屋の暮らしを夢見ていた我が家は、この工法で大空間と大開口を実現できると確信しましたが、まだこの時にはウインドウショッピングのような感覚で銀座のショーウィンドウを眺めているような感覚で、全く自分のこととは考えていませんでした。と言うのは、坪単価100万円を超えるのが大手ハウスメーカーと聞いており、そんな高価なものを購入するとは夢にも思っていなかったからです。

一通りの説明をお聞きして、何か具体的な計画などはありますか?と言う質問が飛んできて、思わず親に土地に家を建てることを促されていることをお話ししました(この時にはまだ漠然とした状態だったので、この後苦労しましたが)。どんな感じの家が建てられるのか検討するだけなら無料だと言うことで、わかりました、とお願いしてみることにしました。


ことの始まり(1)

2023-05-01 11:32:37 | 家づくり日記

2022年の秋、都内某所でそのきっかけが静かに動き出した。

いつものように大好きなクレープを買い、至福の時を過ごしていた週末に、ふと妻から「住宅展示場を見てみたい」と唐突なリクエストがあり、「暇だしいいっか」と思い近くの住宅展示場に向かった。

この時点ではセキスイハイムと積水ハウスの違いもわからず、CMでタマホームって聞いたことあるな、とか、トヨタもパナソニックも家作ってるんだ、というおよそこれから家を建てる人の知識や準備ではない状態で住宅展示場へ突撃した。

住宅展示場に着くと、妻はすでに目星を付けていたのか、迷わずに住友林業の方へ向かった。木造平屋だと住友林業か積水ハウスだ、など色々教えてくれたようだが、あまり頭には入ってきていなかった。家づくりにそれほど差があるとは思っていなかったのだ(すみません!)。