重厚な外観、重心の低い軒の出たデザイン、あふれる和のテイスト、まさに住友林業という邸宅感が半端ない圧倒的な存在感から、すぐにそれだということがわかった。
意を決して玄関を入ると、背が高くイケメンの(という印象しかなく、すみません!)若い営業に出迎えてもらった。予約なしで来てしまったのですが?と聞いたところ、快くリビングの方へ通していただけた。この時点ではまったく下調べもしていないので完全アウェイ状態。木の存在感と邸宅感に圧倒されていたが、簡単なアンケートをご記入いただければ、ということで住所氏名などを書き込んで渡してから住宅内の案内を始めていただいた。
リビングにつながる和室もthe 和というテイストで素晴らしかった。案内が始まって5分ほどで、その若い営業さんのお客様が来られたようで、少し待っていると、これまた背の高いベテラン営業さんが登場した。この営業さんが我々の担当営業になるのだが、それはまだ先のこと。この時点では飛び込みで住宅展示場に見学に来た一夫婦でした。
建物を一回りし、住友林業の得意とする建築方法、ビッグフレーム工法や断熱サッシの技術的説明を受けて、木造建築の弱点を補い、かつ進化させた工法なのだと確信しました。
ビッグフレーム工法は、基礎に直接固定されるビッグフレーム(大きな太い柱のようなものです)が特徴で、簡単に言うと壁や筋交で耐力を出すのではなく、大きな柱と梁の組合せで耐力を持たせるものです。柱なしの大開口や壁内空間も有効活用できるため、引込み戸を設置しやすいなどのメリットがあります。
漠然と平屋の暮らしを夢見ていた我が家は、この工法で大空間と大開口を実現できると確信しましたが、まだこの時にはウインドウショッピングのような感覚で銀座のショーウィンドウを眺めているような感覚で、全く自分のこととは考えていませんでした。と言うのは、坪単価100万円を超えるのが大手ハウスメーカーと聞いており、そんな高価なものを購入するとは夢にも思っていなかったからです。
一通りの説明をお聞きして、何か具体的な計画などはありますか?と言う質問が飛んできて、思わず親に土地に家を建てることを促されていることをお話ししました(この時にはまだ漠然とした状態だったので、この後苦労しましたが)。どんな感じの家が建てられるのか検討するだけなら無料だと言うことで、わかりました、とお願いしてみることにしました。
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