前回、Tomorrow's life museumに行ったことで、かなり具体的なイメージを持つことができた。しかし、現有するマンションを維持しながら賃貸併用住宅にするか、現有マンションを売却して新築戸建ての夢を追うか、まだまだ答えが出ずにいた。
ある日、積水ハウスの営業から賃貸併用住宅の場合の試算ができたのでお話ししたい、という連絡があり、早速その週末におしゃれな打合せスペースへと向かった。
賃貸併用として建築し、収支がどうなるのかビジネスとしての妥当性も併せて助言が欲しいと思っていました。出てきた資金計画書と内容は…驚きの億超え(笑
その中身は、狙う層は学生向けの狭い1Kではなく、2DKとか若い共働き夫婦がリモートワークもし易い物件とした方が良い、とのアドバイスをいただきました。これはやはりさすが大手HMのマーケティング力を感じました。
30年間家賃収入が保証されるシステムを使っても、自腹で3千万円は負担しなければならないので、なかなか簡単には決断できませんでした。でも展示場で鉄筋コンクリート構造の3階住居の賃貸兼用を見た時に、他の家屋からの視線が全く気にならない、勝ち組感がすごいフラットな間取りに感動したので、そういうのもいいな、と思っていました。
提案力は流石のHMでしたが、そんなビジネスに足突っ込んでもいいのか?とか、負けたときどうするか?とか色々リスクを考えると現実的ではないな、とも思いました。
結局、その案は両親に相談したらダメだ、と。廃案になりました。