仲間と歩く近郊の山

長年同じ会社に勤務した友人と退職後に楽しんでいる近郊の山歩きの記録です。

雪を楽しんだ愛宕山(2022年1月15日・土)

2022-01-16 | 山歩き


麓から見た雪を纏った愛宕山


清滝バス停はシャーベット状になっていた


バス停から急坂を下り、


凍結した猿渡橋を渉り


清滝の集落を抜けると、


二の鳥居
藤田さんはコタロウの喪中なので鳥居の横を通過された。


お助け水を過ぎ、長い階段を登りきると漸く山道になる。
足元はシャーベット状の雪道だが、まだアイゼンは要らない.
藤田さん頑張っています。


三合目の休憩舎には可愛いダルマさん? ウサギさんかな?
ここでアイゼンを付けた。


五合目付近の道が平坦で左手に桂川の展望が開けている場所


そこからの展望。蛇行する桂川が見える。


少し登ると雪が深くなってきた


保田さんは元気だ!


水尾分れ。
この女性2人は昼食休憩中と三角点で2度会うことになる。左の女性は頼まないのに自らシャッターを押してくれた。中国系の人のようだった。


杉の大木に雪が付いて霧氷のように綺麗だった。青空に映える。




花売り場の横を登る登山者


元気に登って行く


下山する人とすれ違う


亀岡の展望


黒門が近づいてきた。ここまで来るとあと少しで神社だ。


注連縄が新しい


社務所前の参道まであと一息


雪景色と灯篭が綺麗だ!


立ち並ぶ灯篭


にこちゃんマーク?


社殿下の階段を登り、


この門を潜って、




更に階段を登ると社殿だ。


まもなく社殿に到着する川畑


社務所の向かいではお神酒が振舞われていたので、ありがたく頂いた。良く冷えて美味しかった。


参拝を終えてから、食事ができる階段下の休憩舎に向かう。社務所前の薪ストーブのある休憩所は飲食禁止となっていた。


昼食休憩の後、三角点を目指した。途中の展望地から桂川が見えた。


この辺りは愛宕山の北面になるので一挙に積雪が増えた。トレースはあるのだが、一段と雪が深まり、チェーンアイゼンに雪が団子のように付着して歩きにくくなった。
これくらいになると6本爪アイゼンが歩きやすいだろう。


少し進んだ場所から正面に比叡山が見えた。比良は雲の中。


皆さん雪を楽しんでいます。


分岐に立つ地蔵様。三角点は左へ。


「愛宕 三等三角点」890.06mに到着


三角点にタッチ


東だけ展望が開け正面に比叡山が見えた


比叡山をズームアップ。麓の集落は大原だと思う。


三角点で記念撮影


メンバーを入れ替えてパチリ

もう一枚


更にアップで。


神社下まで戻る途中の雪道


愛宕ケーブル駅舎跡を目指したが、子ども連れの人が出て来たのと、明確なトレースに誘われるように進んでしまった。


何か様子が違うなと感じながら、遊園地跡の説明板も有ったのだが、この時点ではここが駅舎跡だと思っていた。


引き返す途中、往路を外れ、最後に低い崖を降りると駅舎跡への道に出た。帰宅して調べてみたらこの道の更に奥にあるようだ。


ちなみにこれが駅舎跡です。2017年1月7日にニッシャのメンバーと登った時の写真です。この時は全く雪はありませんでした。


その時の本殿前での記念撮影です。西尾さん、柳本さんも元気に登っておられました。保田さん、藤田さんはもちろん参加しておられました。


ツツジ尾根分岐から尾根道を下った。標高が下がるにつれて泥んこ道となった。アイゼンは荒神峠の少し下で外した。 


ツツジ尾根から愛宕山


最後に急坂を下って無事登山口に着地


保田さん到着


藤田さんも到着

保津峡駅は橋上駅だ。


水尾へ向かう車道を歩いて保津峡駅へ向かう。


無事ゴールです。

駅名板と記念に一枚


16:12発の京都行普通電車が入線してきた。この電車で京都駅に出て、駅前の醉心で反省会とした。

<感想など>

ニッシャの現役とOB十数名で毎年愛宕山に詣でてきたが、コロナ禍で昨年、今年と中止となったので、OBの有志4名で詣でた。当初は6名だったが、2名は欠席となった。

先の寒波で京都北部は大雪に見舞われたので、久しぶりに大雪の愛宕山に登ることが出来た。
お助け水を過ぎて、階段の連続になるあたりから雪道だったが、大勢の人が歩いているので、土とのミックスの状態だった。三合目辺りから積雪が一段と増え、足も滑るようになったので三合目の休憩所でチェーンアイゼンを付けた。

五合目を過ぎると一段と雪が増え、雪道となってきた。ツツジ尾根道との分岐を過ぎ、水尾分れに着くと気温は-1℃だった。遅れた藤田さんを待って出発し、花売り場、黒門を過ぎると、灯篭が立ち並ぶ参道に着き、社殿下の階段を登り、門を潜って、更に階段を登ると社殿に到着した。
アイゼンを外して本殿に参拝してから階段下の休憩舎で昼食とした。社務所前の薪ストーブのある休憩所は飲食禁止となっていて、この休憩舎だけはガスバーナーの使用がOKだった。

昼食後、三角点を目指した。三角点への道は愛宕山の北面になるので、積雪が一気に増し、気温も下がり、手袋をした指先が痛むほどだった。積雪は50~60cmはあっただろう。トレースはしっかりしておりラッセル無しで三角点まで行けたが、これ位の積雪で踏み固められていないのでチェーンアイゼンでは靴裏に雪が団子のように付着して歩きにくかった。ほぼ平坦な道だったから問題なかったが、急な坂道だったら難儀したのではないだろうか。

前方に広がる京都の街並みや比叡山を眺めた後、神社の方に引き返し、ツツジ尾根の分岐から尾根道を下り、荒神峠を経て保津峡駅に下山した。
アイゼンは荒神峠の少し下で道が泥んこ状態になった辺りで外した。

清滝からのバスは以前は数系統あって適当に下山しても、長時間待つことは無かったが、今は1時間に1本の阪急嵐山行きだけなので、保津峡に下山した。阪急沿線の人は二条駅で下車して10分あまり歩いて大宮駅に出ることになるので、その点は不便かもしれない。