社会の窓とは男性が履くズボンの前部のチャックのことである。
爺は知らなかったが、昭和23年から放送されていたNHKのラジオ番組「社会の窓」からきているそうだ。この番組が、普段知られていない社会の内情や不正を暴き出すという内容であることから、大事なもの・隠されたものがあるところである、ズボンのチャックが社会の窓と呼ばれるようになったのだと。
男性であれば、チャックを閉め忘れ「社会の窓が開いてるぞ」と言われたことは、1度や2度では済まないだろう。
しかし、この社会の窓がないと、非常に困るのである。
新しいユニクロのステテコを卸したのだが、その一枚の社会の窓が完全に縫い付けられている。
ん~、これは困った。
家のいる時は便座に座って用をたせばいいのだが、外出した時、大の方が混雑していたら、チョチョイと立ションすることができない。
昨日、今日、買ってきたなら、返品・取替してもらうのだが、このステテコ、昨年の夏が終わるころ、値段が安くなっていたのを買い置きしていたものだから、今更なのである。
そうこうしているうち、娘1号が穴の空いたジーパン姿で登場。
履き潰したジーパンを部屋着にしている娘1号に、「このステテコ、履く?社会の窓がないんだよ」
「お、柄も和風でいいね。部屋で履くなら涼しげでいいや」
交渉成立。
女性なら社会の窓がないステテコでも不便がないようだ。
取りあえず、社会の窓問題は解決したが、改めて社会の窓の必要性を認識した次第。
次回、ステテコを買う時は、社会の窓に不正がないかしっかり暴き出す必要がある。
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