日本の国民が上を向いてがんばっている。
地震・津波で被害に遭っても、原発事故で避難生活していても、節電の影響で暑苦しい満員電車で通勤しても、景気が悪くても、日本国民一人ひとりが上を向いてがんばっている。
梅雨の晴れ間の本日、日本で一番多くの人が上を向いている場所に行ってきた。
この場所に来るとほとんどの人が上を向く。
老いも若きも、男性も女性も、カメラを持って、ケータイを持って、タブレット端末を持って、みんなが皆、上を向いている。
と言うより見上げている。
ここは東京墨田、世界一高い自立したタワーとなった東京スカイツリーの建設現場。
すでに高さは完成時の634メートルに到達しており、内部・周辺工事が進められ、来春には開業の予定である。
日本の技術力の粋を集め、現場で働く人々が一致団結して634メートルという途方もない高さのてっぺんを目指してがんばってきた。
こうゆう時期だからこそ、みんなが上を向いてがんばっている。
なのに・・・、
本来、国民の先頭に立って、がんばらなければならない人たちだけが、互いにそっぽを向いて、私利私欲のためだけに行動している。
せめて上を向いてがんばっている国民の邪魔だけはしないで欲しい。
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