
桜の花の見頃はあまりにも短い。
咲き始めて1週間程で見頃を向かえ、それ以降ハラハラと散り始め、更に1週間も経てば葉桜になってしまう。
この潔さが武士道のようであり、日本人の心に深く感銘を与え、多くの人に愛されている由縁だろう。
昨日の冷たい雨も止み、朝から暖かな日差しが差し込んでいるので、久しぶりにデジ一を持ち、マイチャリに跨って用水路の桜を観に出かけた。
桜の花は既に散り始め、優しく暖かな風に吹かれ、ゆっくり時間をかけて舞い落ちて来る。
桜の木の根元は己の分身である花びらで埋め尽くされ、用水路も桜色に染まっている。
桜の絨毯の上に止めたマイチャリのサドルにも花びらが一枚。
見頃を過ぎた桜も風情があってなかなか良いものだ。
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