電車の自由席は、その座席に座る人が指定されていないので、乗車券さえ持っていれば誰が座ろうが自由なのである。
新大阪発の新幹線の自由席車両でこのような光景を目にした。
ふた組とも若い母親と小学校入学前の子ども連れであり、母子2人で3列シートに座っていた。
ひと組は窓側席に子ども、真ん中席に母親、通路側席には雑誌と携帯電話が置かれていたが、明らかに母親のものだろう。
もうひと組は窓側席の足元にやや大き目のスーツケースを置き、真ん中に母親、通路側に子どもが座っていた。
名古屋に着くと、ひと組目の母親は雑誌と携帯電話を自分の膝の上に置き、席を空けた。名古屋から乗車してきた人がすぐさまその席に座った。
もうひと組の母子は翁が下車した品川まで窓側席の足元にスーツケースを置いたままであった。
自由席は誰もが自由に座って良いが、自由に使って言い訳ではない。
先日出産した娘1号には、このような母親にはなってもらいたくないので、その話をすると「モラルの無い人が多いよね」と言う。
娘1号のその言葉を聞いて少しだけ安心した。
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