kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

富士一周

2010年09月04日 | Weblog

富士山の裾野をぐるっとひと周りしてみよう。

そう思ったのは青春18きっぷが1回分残っているので、どこに行こうかと時刻表の路線図を見ていたら、富士山の裾野を走っている電車があることに気が付いたからだ。
これなら車窓から思う存分富士山を観ることができるぞ。

一人旅の時と同じ新川崎5:17発の横須賀線に乗り込み富士一周のプチ旅行は始まった。





横浜で東海道線に乗換え国府津まで行き、そこから富士山の東側を走る御殿場線に揺られて沼津まで行く。電車の正面、側面の車窓から、また、途中駅御殿場、富士岡からはばっちり富士山を観ることができた。
(TOPの写真は富士岡駅から撮影)



沼津から富士まで5区間東海道線に乗り、そこから身延線で北上して行く。
身延線を侮っていた。車内は乗客も少なくゆったりのんびり、座席を移動しながら富士山を撮っちゃうからね~、って思っていたのだが、発車前の電車はすでに乗客でいっぱい。窓側席に座れずがっかり。
焼きそばで有名な富士宮駅で右窓側席をGETしたものの、富士山側は山がそびえているし、また、天気はスカッとせず何となくもやっていて富士山が見えない。





身延線のほぼ中間あたりにある身延駅で途中下車。
身延山には日蓮宗の総本山である久遠寺がある。日蓮宗の信者ではないが、山頂まで行けば富士山も見えるのではと思い行ってみることにした。

しかし、残念ながらロープーウェイに乗って山頂まで行ったが、富士山は雲に隠れていてその勇姿を見ることができなかった。









身延山を下山して、再び身延駅へ。
しかし、次の電車が来るまで何と1時間半もあるのだ。

ちょうど昼時、ゆっくりと昼食でも摂ろう。
駅前の「あっぷる」というビートルズの曲が流れる喫茶店で「生湯葉定食」とビールを注文。ビールの付け出しは山梨名物ほうとを揚げたもので、これはビールにぴったりだが、定食の内容は純和風で日本酒にすれば良かったかなとちょっとだけ後悔。





甲府へ向かう身延線もかなりの混雑。富士山をゆっくり眺めるなんてことはできる状況でもなく、また、ビールを呑んだせいか・・・ZZZ。
途中で目を覚まし車窓をぼんやりと眺めていたが、やはり富士山は雲の中に隠れたままだった。



甲府からは富士山の北側を走る中央本線に乗っていっきに高尾まで行く。天気が悪いわけではないのだが雲が多くこれまた富士山を拝むことができなかった。





高尾駅から立川へ、そして立川から南武線に乗って鹿島田駅まで22区間1時間弱。
鹿島田駅到着は19時をまわっていた。







新川崎駅前を通り我が家へ戻って写真の整理をするが、残念ながら富士山の写真はほとんどない。この経路の旅は空気が澄んでいて山の木々も色づき、富士山頂に雪が積もる秋から冬にかけてが良いかもしれない。
その時期にもう1度出かけてみたいと思いを馳せ、身延山で買ったワンカップ「身延詣」を傾ける。

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