
東京多摩地区の福生に男女一対の「出逢いの像」なるものがある。
男性は女の子の、女性は男の子の像の頭を撫でると良い出会いに巡り逢えると聞いたので、多摩地区勤務の時は、福生方面に行くと必ずここに立ち寄り、女の子の像の頭を撫でた。
一期一会、人と人の出会いは一生に一度だけかもしれないという思いを込め、誠心誠意、真剣に向き合うことが重要である。
これは、物にも言えることであり、特にオークションではその出会いを大切にしなければならない。
娘2号に、黒畳でできた雪駄をプレゼントされたのだが、これに似合う着物を持ち合わせていない。
yahooオークションで、着物のカテゴリで絞り込みキーワードに「138」を入力して長着を探していた。138は身丈の長さであり、この長さが自分に合っている。
黒に近い色の縦縞の絹織りで、仕付糸が付いた未使用の長着を、開始価格500円で見つけ、ずばり500円で落札した。
これもまさに一期一会。一度の出会いに対して、即入札したことで手に入れることができた代物だ。
本日、その着物を纏って、「日本橋架橋百年祭」に出かけ、帰りは京橋、銀座経由で新橋まで雪駄をチャラチャラ鳴らし歩いて来た。
ここで偶然の出会い。
会社の同じ部の社員とバッタリ出くわしたのだ。金曜夜の新橋ならいざ知らず、休日の新橋で会うなど、その確率はどれ程のものなのか想像すらつかない。
出会った社員はまたしても男、しかもほぼほぼ同年代(=おやじ)。
先週の同窓生との出会いも男(=おやじ)。
来週は福生に行って、女の子の像の頭でも撫でてくる必要があるやも知れない。
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