これはJR東海のCMのキャッチフレーズである。
女房に、こう言われたのは大阪旅行に行く前日夜のこと。
11日に新幹線で大阪に行き、USJで楽しんだ後、曽根崎界隈でお好み焼きでも喰って、新大阪のホテルに泊まり、翌12日は、大阪城を見学してから道頓堀でくいだおれ。
こうスケジュールを立てて、時刻表及び梅田・新大阪・大阪城・道頓堀付近の地図もプリントアウトしたのだが、何を思ったか、女房殿が「そうだ、京都、行こう」と言いだしたのだ。
んも~、もう下調べする気力もないので、12日は行き当たりばったりで京都へ行くこととなった。
女房殿は京都へ行く目的はしっかり持っているようだ。
とにかく煌びやかな金閣寺と、サスペンスドラマ等によく出てくる清水寺を観たい、のである。
朝早く新大阪のホテルをチェックアウトし、新大阪駅できつねうどんをすすった後、東海道線新快速に駆け込み、約30分で京都に到着した。
時間に制限があるので、少し離れた場所から攻めるのが常套手段だろうと、まずは市バスに揺られて「金閣寺」へと向かう。
金閣寺は中学・高校の修学旅行でも来ているのだろうが、その記憶はまったくないので、初めて観るようなもの。それにしても金箔を一面に貼られた金閣寺は正に豪華絢爛。しかし、見ようによってはセンスがないと思われても仕方がないほどコテコテだ。
次は「清水寺」へ行きたいのだが、下準備もしていないので、どの辺にあり、どのバスに乗ればよいのか見当も付かない。一旦、京都駅に戻り、「清水寺」方面へ行く市バスに乗り込む。
参道にはお土産屋が立ち並び、多くの観光客で賑わう「清水寺」の舞台は、凄い!の一言。
よくもまあ、マンパワーだけでこんなものを造ったな、と関心する。
2ヵ所を観ただけですでにお昼を過ぎてしまった。
京都駅の和食屋「はしたて」で昼食を摂り、お土産の定番「生八橋」と「京漬物」を購入し、慌しかった京都プチ見学も終了した。
帰りの新幹線で、次は京都御所、二条城、銀閣寺、三十三間堂、東西本願寺を見て回ろうかと提案するも、金閣寺と清水寺以外の場所にはあまり興味がないようである。
オヤジには何とも中途半端な京都巡りになったが、女房殿の中では京都旅行は今回で完結したようであり、「そうだ、京都、行こう」を再び口にすることはきっとないだろう。
今回は滞在約7時間のバタバタ京都散策でしたので、のんびり行きたいものですね~。
何れ東海道を歩いて行ってみたいです。