サザエさん症候群、昔そんな言葉があった。
日曜日の夕方に放映されるサザエさん。土・日休みのサラリーマンや学生が月曜日のことを考え、その時間帯から深夜、翌朝にかけて憂鬱になったり、体調不良になる症状をサザエさん症候群と言う。
サラリーマン生活30年を超えるおやじでさえ、体調不良とまでは行かないが、翌日からの仕事のことを考えると憂鬱になることもある。
ところが、ちょっとばかり状況が変わった。
平日の電力消費量の削減をするため、我が社も7月から9月末まで土・日出勤、月・火休みになったのだ。
これがどうも調子が狂ってしまう。土・日の朝、TVを点けるといつもと違う番組が放映されていて、電車もえらく空いているし、新橋から溜池山王まで歩いて行っても人がほとんどいない。何だか気持ちがピリッとしない。
朝だけではなく、夜も何だかいつもと違う。
今までは、今日がサザエさん症候群に陥る日なのだが、気持ちはとても晴れやか。
だって明日は週休日。お酒を節制しなくても良い日。
節電対策のための休日変更はサザエさん症候群の症状に大きな変化をもたらした。
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