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1983年7月15日に任天堂がファミリーコンピューターを発売した。
任天堂で思い浮かぶのは「花札」と「光線銃SP」。
子供の頃、花札は常に家にあったし、光線銃もボトルが飛び出すやつを持っていた。
28年前、何となく地味な存在だった任天堂がファミコンを発売したことに驚いた。と言うより、ファミコンに驚いた。
ファミコンとの出会いは先輩の家に遊びに行った時。
野球ゲームをやろう!と先輩が言い、TVのスイッチを入れた瞬間、衝撃が走った。
野球ゲームと言えば「消える魔球付きの野球版」しか無かった時代である。
それがTVの中で投手が球を投げ(しかも変化球も)、バッターがバットを振り、野手が華麗な守備を見せる。
猛烈に感動し、家に帰る途中おもちゃ屋に立ち寄って、本体と野球ゲーム、マージャンゲームを購入した。
その後、アーケード版で人気のあった「ゼビウス」が発売され、毎晩、夢にうなされ(本当の話)睡眠不足の日々を送ったが、何とか全面クリアしたので呪縛から解放された。
家の掃除をしていると、押入れの奥の方からほこりに塗れたファミリーコンピューターが現れた。
十字レバーとA・Bボタンのシンプルなコントローラーを触っていると、何だか昔を思い出しゲームをプレイしてみたくなるが、悲しいかなカセットが一本も残っていない。
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