解禁日に人々は弾ける。
鮎の解禁日、ボジョレーの解禁日などは「待ってました!」とばかり、太公望は鮎釣りに出かけ、ワイン通はボジョレーのコルクを引っこ抜く。
ヘア解禁の時などは世の男性陣のズボンのホックが弾け飛んだものだ。
年始早々体調を崩してしまったので、自主的に禁酒することにした。
禁酒期間は7日。苦闘の7日間であった。
とにかく夜が長い。夕飯など5分で済ませてしまうので、その後の時間を持て余してしまう。
煎餅ポリポリ、お茶をズズズ、甘納豆プチプチ、お茶をズズズ。
玉手箱を開けた後の浦島太郎になってしまったようだ。
そして、本日、おやじにとっては酒の解禁日。
病院に行って診察してもらったところ、特に問題なしとの結果をいただいたのだ。
解禁日の酒肴はこれと決めていた「のっぺい汁」
塩が吹き出るほど辛い焼き鮭。
箸休めの塩胡麻胡瓜。
これらを肴にして月桂冠のぬる燗を呑む。
旨い!
酒というのはこんない旨いものかと思うほど旨い!!
自分で決めた酒呑みのマイルールには、「平日、家での酒量は一定に保つ。(よく言われている健康範囲内)」という項目もあるが、今日ばかりはルール違反を認めよう。
何たって7日間も禁酒したのだから、少しは弾けても良いだろう。
明日は仕事だし、7日分取り戻そうと無茶呑みするつもりもないのだから。
酒は百薬の長っていいますから
飲むべし。ですね。
健康一番。今日は家でルールに従って呑んでます。