昨日の寒さはどこへ行ったやら。暖かな秋の日は着物を着て谷中界隈を散策してみよう。
谷中に行ったら何をおいても御先祖様に手を合せなければ。
谷中霊園に着くや「谷中まつり」ののぼり旗があちらこちらで靡いている。
何気なく来た谷中だが、今日はいろいろなイベントが開催されているらしい。
久しぶりに見かけたちんどん屋さんも谷中まつりを盛り上げるために一役買っている。
子供の頃から何度も来ている谷中霊園だが、徳川十五代将軍徳川慶喜の墓を観たことがなかったので、立ち寄ってみた。墓地の前には数人の観光客?と徳川慶喜検定1級でも取得していそうなうんちくおじさんが1人。徳川慶喜の経歴やら人物像等々を延々と語っている。きっと1日ここに居て来る人来る人に解説しているんだろうな~。徳川家に成り代わり表彰。
谷中の町内を散策開始。
あれ、さっきのうんちくおじさんは、この店の御主人じゃないだろうな~、と疑いたくなるような蕎麦屋発見。
谷中まつりに合せて「谷中菊まつり」も開催されていた。
菊一鉢7,000円なんていうのもあり、びっくり。
取っ手付けたような菊の花で着飾った菊人形に、がっかり。
境内には所狭しと屋台が出ていて、昔懐かしいヨーヨー釣りのまわりでは子供たちがはしゃいでいる。家にはおもちゃが溢れるほどあっても、色とりどりのヨーヨーは子供心をくすぐるんでしょう。
この界隈は寺院等が多く、被写体には事欠かないが、着物姿にデジタル一眼は似合わないし、かと言ってコンパクトデジカメでは物足りない。オリンパス・E-P1かパナソニックLUMIX・DMC-GF1にパンケーキレンズを付けて持ち歩きたいところである。
上野駅から谷中霊園、谷中町内を散策し、時間もすでにお昼を過ぎている。
アメ横のかっぱ寿司で昼食でもと思っていたが、不忍池の端っこあたりにある寿司屋の看板に目を引かれ即入店。
トーゼン、おまかせ刺盛と温燗を注文。
刺身は写真のとおり鮪、鯛、サーモン、ボタンえび、赤貝、ホタテ、数の子の豪華盛り合わせ。ぬる燗は沢の鶴本醸造。
刺身をつまみながら温燗を呑む。
この後、寿司を注文。
鰹、蝦蛄、穴子、〆は小肌酢にしようと思ったが、お店おすすめの鰯酢漬けでお愛想。
ん~、なんとも贅沢な休日の昼下がり。
10月24日(土)25日(日)は、根津・千駄木下町まつりがある。
ついつい口元がゆるんでしまう。
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