6月12日、オーストラリア旅行でエアーズロックのてっぺんに登ってきた。
エアーズロックは、オーストラリアの先住民であるアボリジニの、いち部族の聖地である。先住民はエアーズロックを”ウルル”と呼ぶ。
7月3日、その”ウルル”で日本人観光客が死亡した。
滑落事故ではなく、登っている途中に体調を崩して亡くなったらしい。
ウルルは、2019年の10月から登山禁止となる。
アボリジニが以前から登山禁止を求めていたのを、オーストラリア政府が実行するらしい。
今回のオーストラリア旅行は、不謹慎ではあるが、登頂禁止になる前にウルルに登ってみようと思った次第である。
そのウルルで死亡事故が起こったことに、やっぱりな、という感じがあった。
現実、登山はそう生易しいものではなく、富士山を三回登った爺でさえ、厳しいと思う場所がかなりあった。
禁止を求めていたのは、単に、アボリジニたちの聖地に立ち入らないで欲しいという理由ではないようだ。
今回の死亡事故に対するあるアボリジニのコメントではあるが・・・
「我々の土地で人が亡くなったり傷いたりするのは、非常に悲しい」
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