安倍総理総理が掲げる経済政策、アベノミクスは徐々に効果を上げているようだ。
アベノミクスの主な柱は、大胆な金融緩和によるデフレ不況および円高不況からの脱却、大型公共事業による景気サポートなどが挙げられ、自動車産業・電器産業等の大企業に少しずつ効果が出始めているようだ。
また、高所得者たちの消費も拡大され、ブランド品や高級時計等の売り上げが伸びているらしいが、我々一般庶民が、その効果を実感するにはかなりの時間が必要なのだろう。
久しぶりに、食料品・日用雑貨等が安い値段で買い揃えることができる、元住吉駅前のブレーメン商店街に行ってみた。昔からある商店街だが、最近はやはりチェーン店が増えてきている。牛丼屋・たこ焼き屋・お菓子屋・100円ショップ等々が古くからの店舗を押しのけている。
昼も過ぎ、腹が減ったので何か喰おうと牛丼屋の前で立ち止まったが、フと、20才前後の頃よく来た地場の洋食屋”１・２さんきち（ワンツーさんきち）”のことを思い出した。
メニューには、牛ハンバーク・鳥肉ソテー・豚肉ソテーの3種が盛られた”あれもこれも”や、ステーキとトンカツがセットになった”敵に勝つ”等、個性的なものがあった。
久しぶりの１・２さんきち、メニューは以前のまま。
今日は当時はなかった”あれもこれも”のミニサイズと、スーパードライ中瓶を注文し3種の肉を少しずつ喰らったが、爺となった今、このボリュームでも腹一杯、満腹・満足。
腹一杯になって、店を出るとき、店内に気になるメニューが掲げられていることに気が付いた。
経済政策の効果のほどは分からないが、アベノミクスという言葉は一般庶民の店にも浸透しているようだ。
