カミソリと言えば、川崎球場を本拠地にしていたプロ野球球団大洋ホエールズのエース「平松政次」のカミソリシュートが思い浮かぶ。
右打者の腹を抉るように鋭く切れ込むシュートは、巨人の長嶋茂男を完全に封じ込んだ。
昨年、Nationalの電気カミソリの調子が良くなかったので、BRAUNのシェーバーを購入した。しばらくNationalを騙しだまし使っていたのだが言う事を聞かなくなってきたので、この辺で引退させてあげようと思い、期待の大型助っ人BRAUNの登板と相成った。
BRAUNと言えばドイツの電気シェーバーの一流メーカーであり、どんな鋭い切れ味を発揮するのかと思いきや、見かけによらずモーターの音も静かで、力強くジャリジャリと髭を刈り取っていく感じでは無かったが、気がついた時には綺麗に剃られていた。
イメージで言うと、平松と同じく大洋ホエールズの投手だったスローボール主体の「高橋重行」のようで、見た目はそんなに凄くないが、何だか分からない間にやられちゃったという印象だ。
契約金も決して高くなく、年棒もないBRAUNだが、これから先、息の長い活躍を期待したい。
私的にはスローボールと言えば、
古くは阪神タイガースの渡辺省三投手、最近では日本ハムの多田野投手でしょうか。
いずれにしても勇気がないと投げられない、ある意味で力の入ったボールです。
ちなみに、私のシェーバーはフィリップスです。
昔の床屋のバリカンを思い出すような、古典的なグリップと三つの渦巻き
何台かの代変わりはしたものの、買うのはいつも同じ形状のものです。
女房は呆れてますが、かれこれ40年近く付き合ってます。
私のシェーバー暦は、初代は先輩から頂いたブラウン、二代目が女房からプレゼントされた今回引退したナショナル(本当はブラウンが欲しかったんですが)、そして三代目となりました。
道具ってこだわりを持つと愛着も沸いてきます。
大事に使っていきたいですね。