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連休中日は着物を着てお墓参りに行くことにした。
浴衣を着て花火を見に行ったことは何度かあるが、自分の意思で着物を着て出かけるのは49年の人生において今回が初めてのことだ。
いつもならTシャツにジーンズ、そしてビーチサンダルを履いていくのが定番だが、ヤフオクで落札した濃い目の鼠色の着物を着て、小田原で買った雪駄をつっかけ、谷中の墓地へと向かう。
1人で帯を締めるのも一苦労。
歩きづらいは、足の指の股は擦れるは、上野駅から墓地までもいつもより時間がかかる。ご先祖様に手を合せ、家族の健康をお願し、次なる目的地であるアメ横へ歩き始める。
着物姿にゃ刺身と日本酒でぃ。アメ横の路地にある「かっぱ寿司」で一杯やろうと思っていたが、14:30になったのに行列は解消されていなかったので、人でごった返すアメ横をステステ歩き、遅い昼食を摂る場所を探し求める。
しばらく歩くと気になる張り紙が張ってある。「どぜう蒲焼」。
決まり!この店で呑む。いやいや、昼食を摂る。
店に入ってがっかり。お目当ての”どぜう”は時期が終わり、ありつくことができなかった。気持ちを切り替え、鰻の肝串、ささみ明太と酎ハイ。更に、レバ、シロ、つくねと酎ハイお替り。
ほどほど、気持ち良くなってきたところでお愛想。
それにしても、着物を着ている人は少なく、帰宅途中の新川崎駅付近で見かけたご婦人だけだった。
けっして着やすいものではないが、何となくゆったりした気持ちになれるので、たまには着物を着て出かけるのも悪くはない。
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