紅葉に染まる高尾山に行ってきた。
娘3号は、最近、学校の授業でカメラいじりが始まったらしく、高尾山へ紅葉写真を撮りに行こうと言うので、女房殿も連れ出し、三人で朝早く南武線に乗り込んだ。
昨年、フランスのミシュランが日本の観光ガイドブックを発売し、ここ高尾山は富士山と並んで三ツ星に選ばれたので、休日は常に登山客で賑わっている。
更に紅葉真っ盛りとなれば人混みもいつも以上であるが、なぜか登山道は以外に空いている。いかにもというような格好をしている山ガールたちは楽してケーブルカーに乗っちゃったのかな???
我々は、山頂目指し一歩一歩しっかり登って行くことにした。
途中、高尾山名物の胡麻団子を一串ずつ喰らい小腹を満たした時、娘3号がぼそぼそと一言。
「この前、TVで高尾山の胡麻団子を紹介していたので、食べてみたかった。」
どうやら目的は紅葉写真の撮影だけではなかったようである。
高尾山口駅から歩いて1時間半。
山頂まで程近いところにある、真言宗智山派の関東三大本山のひとつ高尾山薬王院の境内に到着すると、僧侶と山伏が天狗像の前で、天狗の落し文なるものを配布している。
この落し文は全部で100種類程度あるようだが、本日頂いたのは、その内の7種類でお言葉は以下のとおり。
1.考え込むより先ずは一歩
2.後悔しないよう懸命に一つのことに向かう
3.目先の利益ばかりを追いかけない
4.人に押しつけるな何事も できることなら自分で
5.後悔があるからもう一回って気持ちが生まれるんだよ
6.感謝 陰で支えてくれる人がいる
7.ほんのちょっと休憩 たまには休もうよ
どれもなるほど、と思うお言葉であり、娘3号が1から6までのいずれか一つでも感銘を受け実践してくれれば、高尾山まで来た甲斐があるというものだ。
7つ目のお言葉に感銘を受けるのは、もう少しいろいろなことを経験してからでも遅くはないが、翁はそろそろ、それを実践して行こうかと思った次第である。
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