永島ダイヤフラム株式会社 社員ブログ

東京都にてダイヤフラム・各種ゴム製品を専門に製造しております。社員の様々な目線から綴ります。

ダイヤフラムゴムの加硫について

2017年06月29日 17時29分43秒 | ビジネス
おはようございます。
原料ゴムに硫黄や薬品などを加え、加熱処理をするとゴム分子鎖間が化学結合で結ばれます。
そのゴムのもつ塑性の流れは減少し、高弾性・高引張性が得られます。
また溶媒による膨潤の程度も減少します。
この反応を加硫と言います。
ゴムを加硫するために必要な薬品は硫黄です。
その他にもパーオキサイドやアミン系などがあります。
また熱をかける加硫時間も形状によるのですが射出成型のように数十秒以下のものから、
大きいものですと10時間以上もあるものもあります。
弊社でもダイヤフラムを作るうえでこれらの加硫操作を製品に合わせて行っております。

弊社でゴムを混練りしているところです。
ここからダイヤフラムを作っていきます。