ジャクソン・ポロック展

現代アートを見に美術館へ行ったのは初めてかもしれない。

竹橋の近代美術館へ行くのは何年ぶりか、10年以上になるのか、とにかく久しぶりだ。
広いと感じていた門から館への広場がこんなに小さかったかなと思った。
以前、夏の暑い中、通りと美術館の境にアイスキャンデーを自転車で売っているおじさんがいた。あのおじさんと館の前に立つ私の距離がとても遠く感じていたのに。

記憶って変だ。

現代アートをよく知らない私がイヤホーンからの説明を聞きながら見て回った。作品数は少ないのかな。わずか40数年で亡くなったからなのか。

見て回って好きなのがあった。Number 7, 1950 　とUntitled c. 1949.
インディアンレッドの地の壁画も良かったけど。

一部が期間限定で返却されてしまうので、早めに見たほうがいいのかも知れない。

アクションペインティングというのは知っていたけど、目の当たりにしたのは初めて。上下左右も関係ない作品もある。動きを感じる。
他の作家の影響を受けながらの作品も、これはこの人の影響だなってわかった気もする。
墨絵のようなものもある。

久しぶりに絵を見た。
もっと見たいと思った。