「室井慎次 敗れざる者」に続く後編ということで、伏線の回収がとても沢山あって、なるほどそうなったか…と思わせる場面が多かったですね。
全体的に、地方の長閑な環境の中で物語が進んで行くので、倉本聰氏の作品を連想させるような、落ち着いていて淡々とした感じの良い映画になっているなあと思いました。
但し、物語のラストにはやはり劇的な展開が用意されていますね。ここに来てそういう劇的なのは要らなかったかなあ…なんて思ったりしてしまいましたが。
「室井慎次 敗れざる者」に続く後編ということで、伏線の回収がとても沢山あって、なるほどそうなったか…と思わせる場面が多かったですね。
全体的に、地方の長閑な環境の中で物語が進んで行くので、倉本聰氏の作品を連想させるような、落ち着いていて淡々とした感じの良い映画になっているなあと思いました。
但し、物語のラストにはやはり劇的な展開が用意されていますね。ここに来てそういう劇的なのは要らなかったかなあ…なんて思ったりしてしまいましたが。
過去の「踊る大捜査線」シリーズありきの内容で、ところどころ懐かしい同窓会のノリになってしまっているのは、やはり仕方のないところなのか。
ただし、派手な演出を行わずに、一つ一つのシーンを淡々と進めていく形になっていたのは、リアリティが強く感じられて好感が持てた。
三谷幸喜さんの作品は、やっぱり面白いですね。
長澤まさみさんの可愛らしさが、ずっと前面に出続けていたような印象でした。そりゃあ、5人もの男が惚れるわなあという感じです。
鎌倉殿の大河ドラマも、ちょっと思い出してしまいました。北条時政と、その息子と娘がみんな出演していますからね。
主人公の少女・ライリーを見守る、以下「感情」たちの物語ですね。
ヨロコビ
カナシミ
イカリ
ビビリ
ムカムカ
今回、新しく出てきた感情は次の通り。
シンパイ
ハズカシ
イイナー
ダリィ
主題になっていたのはやはり、心配のし過ぎで本来の自分を見失い行動を誤ってしまう…といったところでしょうか。
既に大人である自分にとっても、そういった感情のメカニズムと言うか、正しく生きていくためにどのように自分をコントロールして行けば良いのかといったところについて、
何となく教えてもらえたのかななどと感じてしまいました。
もし徳川家康みたいな昔の偉人が今の日本を見たらどんな風に思うだろうか、みたいなことは私などでも想像したことはありますね。
それを実際に具現化してみたというのが、この作品ということなのでしょう。
作者が今の日本に対して伝えたいメッセージのようなものを、この映画ではだいぶ強く感じることができます。
但し、この映画自体かなりコメディ色が強い印象になっているので、多数の方には観ることを敬遠されてしまいそうで勿体無いなあという気がしました。
トム・クルーズのミッション:インポッシブルは、今回で第7作目ですね。
1) 1996年
2) 2000年
3) 2006年
4) 2011年 ゴースト・プロトコル
5) 2015年 ローグ・ネイション
6) 2018年 フォールアウト
7) 2023年 デッドレコニング PART ONE
8) 2024年予定 デッドレコニング PART TWO
崖からバイクで飛び降りるやつ。あの迫力はもの凄かったですね…
夜の宴のシーン辺りから登場人物がいろいろ出てきて、それぞれが何の利害で動いているのか理解できなくなってしまいましたが、それでもずっと引き込まれて楽しめる作品でした。
事前にその映画の情報をわざと何も出さないという手法は面白いですね。映画が始まる直前まで、どんななんだろうと色々想像力を掻き立てられます。
タイトルからすると、何か若い人たちへのメッセージがふんだんに込められた啓発的な映画なのかなと想像していましたが、それとは全然違う内容だったのでその点では拍子抜けしました。
千と千尋の神隠しに近いような感じですかね。良い意味での分かりにくさや気持ち悪さがあって、理屈では捌き切れないまるで夢の中にいるような世界が広がっていると言うか。
この映画を通して何を感じ取ればいいのか、何を学び取ればいいのかということすらも曖昧にさせられているような。その意味で、なかなか自分の中でも消化しにくい映画でした。
インディ・ジョーンズのシリーズは初回が1981年なので、その42年後に今回の5作目が公開された形ですね。
主演のハリソン・フォードは御年80歳。この歳にしてこんなハードなアクション映画に出演されるなんて、本当にスゴイの一言です。
今作の映画もこれまでと同じく、普通だったら死ぬよねってぐらいのハチャメチャな内容。リアリティを無視したコメディにも近いような感じで。
このシリーズがそれほど詳しくない自分には、ストーリーがちょっと追いにくかったかな。それでも、最後はまさかの展開でビックリさせられたり。
女優さんも素敵な方でしたね。鼻が高くて、峰不二子のキャラを思い出させられたりしました。
原作のマンガやドラマを全く知らないまま、この映画を観てしまいました。
前半は全くワケが分からず大丈夫かなと不安になりましたが、中盤からやっと理解できるようになり、ストーリーも楽しめるようになりました。
何だかこういう普通ではない世界観というのは、そこら辺の在り来たりの物語を観ているよりは数段興味深く感じられるものですね。