「セラピールーム光のささやき」と子どもを亡くした親の会「心のままに月の光の会」を主宰しています荒川淳子です。
ご訪問ありがとうございます。
私が初めてセラピーに触れたのは2011年2月、岡部明美さんのワークショップでした。⇒中島ワークショップ
それから半年後に東京4期カウンセラーセラピスト養成講座(現LPL養成講座)を受講することになり、8ヶ月間、毎月セラピーの練習が宿題になっていました。
東京の講座には幸い名古屋から通う先輩(3期からの再受講の方々)がいらして、私は先輩たちと共に練習を始めました。
初めてのことで何もかも戸惑いの中にあった私に、たくさんの愛のシャワーをいただきました。
「できてるよ~。淳ちゃんの在り方は素晴らしいよ。安心感に包まれる感じ♬」
え~っ?!どこが?できてる?うっそー?・・・なんて思いながらも、回を重ねるごとに、その言葉が真実の愛から発してくださっていることを実感していきました。
私の自己肯定感を上げてくださった最初の人たちでした。
先輩に囲まれながら練習できることってすごいなぁ、いつも感謝していました。
これがKちゃんとの出会いでした。
素晴らしい感性と探求心を持つ彼女にたくさんのことを学びました。
いつもいつも、誰に対しても、自分の真実からの思いを、言葉に乗せたいと、揺れながらも真摯に向き合う人でした。
たくさんの宝物を手渡してくださいました。
大切なセラピスト仲間になっていきました。
彼女が講座を開くと言った時、受講しながら、お手伝いもしながら、そこでもたくさんのことを学びました。
楽しかった、充実していた、彼女の笑顔は本当に楽しくて楽しくて仕方ない感じで、ワクワクしていました。
やっと自分から本当に伝えたいことを発信していける、彼女の魂の歓びが伝わってきていました。
その場に一緒に居られることが私も幸せでした。
彼女の大切なご家族が亡くなられた時、居ても立っても居られず、ご葬儀後に連絡もせずに伺い、彼女と痛みを分け合いました。
今、大好きなボディケアの鈴木由美子さんを紹介してくださったのも彼女でした。
そして、もう一人の師である山本美穂子さんにご縁をいただいたのも彼女からでした。
でも、ある時、彼女との間に、すれ違いが生まれました。
それから私は彼女を傷つけるのではないかと恐れ、関係を修復することが困難でした。
恐れ、それは私のディフェンス(防衛反応)です。
そして、自分自身のバウンダリー(境界線)の弱さと、権威の弱さが、起因することでした。
未熟であり、それが今の私でもあります。
今、私は、それをとても後悔しています。
それでも、今、魂レベルでつながっていること、それに疑いはありません。
彼女は、
精一杯、
魂の力の限りを尽くして、
生きたということ、
そして、
逝ったということ、
それを今日、
ようやく、
ようやく、
自分の内側から感じることができました。
今日はボディケアに出かけました。
それは、彼女の街です。
駅から15分ほど歩く間、彼女との思い出の場所を通りながら、涙があふれてきました。
「あ~、この街で、もうお茶を飲むことも、楽しく笑い転げながらランチをすることも、あれこれセラピーについて話をすることも、もう、二度と帰ってこないんだ。」
本当に悲しくて寂しいです。
ドイツに出かける前に、彼女が急変したと連絡をいただきました。
彼女が旅立ったのは、ドイツに出かける朝のことでした。
私がその訃報に触れたのは、ベルリンの空港でした。
その時刻、何も知らずに、私は何をしていたんだろう、、、4期のセラピスト仲間で、一番距離的に近いのに、行けないなんて、、、。
ただ、もし何かあったら、とごく親しい仲間に後のことをお願いして出かけましたが、それでも、この肉体を持っている制限、悔しかったです。
でも、彼女はきっと知っていたのです、私に無理をさせない方法を。
実はドイツに出かける数日前にあることでまた腰痛が危うくなっていました。
「それはただの偶然よ~、考え過ぎ(笑)勝手に自分の方へ引き寄せないでよ~」と、彼女の声が聞こえてきそうですが。
それとは別に、前日の昼過ぎに義理の伯父が亡くなったと連絡が入り、お別れに行きました。
しかも、同じ葬儀場でお通夜があり、高校生の女の子・・・なぜ?今この状況なの?なぜ?・・・。
嫌でもみつほの時を思い出していました。
前日はそんな夜を過ごし、出発後に訃報を受け取り、気持ちは沈んでいきました。
けれど、彼女が望んでいることも知っていました。
「淳ちゃん、ドイツ思いっきり楽しんできてね。私は生きてるよ~一緒にいる時もあるよ~知ってるでしょ♪」
私は、ドイツ旅行を楽しみました。
ただ、向こうの教会にも行ったので、静かな時を持てて、そこでは彼女に祈りを届けました。
帰国後、翌日から3日間は東京で「SASトレーナーコース」を受講し、月曜は家事や家の用事など、忙しくしていて、ほとんどの時間、自分の悲しみに触れることはありませんでした。
蓋をして過ごしました。
ただ、そのままではいけないことも知っています。
今日は、彼女の街で、歩きながら、思い出のお店でひとりランチしながら、彼女のことを思っていました。
最初に行こうとしたランチのお店はお休みでした。
そこは、彼女との思い出もあり、実はみつほとの思い出もあるお店でした。
今はまだそこへ行くには早すぎたのでしょう。
これも導きだと思っています。
しばらくは私自身のケアも心掛けないと、と思っています。
どちらの方向へ歩いていけばよいかも知っています。
悲しいけれど、日常はいつものように過ぎていくという現実、それもまた複雑ではありますが。
彼女は、そんなことは全て知り尽くしています。
生まれてきてくれてありがとう
私と出会ってくれてありがとう
生きる姿勢を見せてくれてありがとう
今、あなたの存在を感じられる瞬間があることに感謝します。
そして、再会の日まで、この世に生まれたことを楽しんで、私自身を生きていきます。
いつの日か再会の時は、た~くさんハグしようね