ケンタシノリのバルコニーから眺めて

ユーロビジョンソングコンテスト2023(グランドファイナル)

 こんばんは、ケンタシノリです。
 ユーロビジョンのグランドファイナルの生配信を見ての感想を書きたいと思います。
 ブックメーカーの予想通りに、『Tattoo』を歌ったスウェーデンロリーンがグランプリに輝きましたね。押しつぶされそうになっても、ロリーンが自らの強い意思で立ち上がって熱唱する姿を体現した演出は、様々な困難に陥っている全ての人々に勇気を与えてくれそうです。
 スウェーデンとしてのグランプリは2015年以来8年ぶり7回目であり、来年のユーロビジョンの主催国となることが確実になりました。また、ロリーン自身も『Euphoria』を歌った2012年以来11年ぶり2回目のグランプリとなりました。
 対抗馬だったフィンランドカーリヤも、『Cha Cha Cha』のインパクトのある歌詞と多様性を認め合う大胆な演出に視聴者票で第1位となり、審査員票を含めた総合でも2位となりました。フィンランドがユーロビジョンで2位になるのは、2006年にグランプリとなったローディ以来の快挙です。
 投票の開票時に、各国審査員から『ドゥーズ・ポワン』(フランス語で12ポイントのこと)の掛け声で歓喜に沸く声が今でも余韻として残っています。また、先に開票を終わったフィンランドと最後に視聴者票の開票が残っているスウェーデンのどちらがグランプリになるのかずっと見入っていました。
 また、オープニングアクトで昨年のグランプリでウクライナカルーシュ・オーケストラ『Stefania』を人種や民族の区別なく歌っている姿や、インターバルアクトでイタリアマフムードジョン・レノン(リヴァプール出身でビートルズの元メンバー)『イマジン』をしっとりと歌う様子に、今年のテーマが『United By Music』ということを改めて感じました。
 来年のユーロビジョン開催国・スウェーデンではどんな楽曲と出会えるのか期待して待ちましょう!


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