こんばんは、ケンタシノリです。
音楽界では、反商業主義でアンダーグラウンド、インディーズ志向の『オルタナティブ・ロック(オルタナ・ロック)』というジャンルがあります。このジャンルの特色は、商業主義やエンタメに批判的でアートとしての多様性を重視する傾向があります。
これを考えるなら、映画界でも『オルタナティブ・シネマ(オルタナ・シネマ)』というのがあってもおかしくないはずです。なぜなら、ミニシアター系作品の大部分はこのオルタナ・シネマに該当するからです。
ミニシアター系作品の最近の傾向は一部の例外はあるものの、基本的に『オリジナル脚本』『ハッピーエンドではない』『社会問題の提起』『暗い未来』『純文学寄り』といったイメージがあります。これは、大手系列の作品にみられる『漫画や小説の原作もの』『エンタメ性』『明るい未来』『大衆志向』とは大きく異なります。
ただし、大手系列の作品でもスターサンズ作品などは、ミニシアター系作品の傾向に近いことからオルタナ・シネマに該当します。
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