うなじ美人 ～美しいものには棘がある～

背を向けて

何をか思い　うつむく姿


少し白っぽくなった　うなじには

やさしく空から　光が射して


小さな吐息が　光を伝って

空へと昇ってゆく










遠い昔に生まれし日々の

記憶を呼び出し










今再び　美しい姿　甦る


*　*　*

大賀ハス



うなじ美人の言葉に釣られてしまった殿方・・・。
残念ながらハスのお花のことでして、
期待を裏切りごめんなさい^^;





先日、と言ってももう2週間ほど経ってしまったのですが、
常陸風土記の丘に行ってきました。





この時はまだ、
たくさん咲き揃うまでには、ちょっと早すぎまして、
きっと今頃は満開になっていることでしょう。





大賀ハスは、他のハスより葉っぱも





花も大きいです。





もちろん、蕾も大きく膨らんでいます。





なんとこれは、
今から2000年以上も前のハスの実から発芽・開花した古代ハスです。





大賀ハスという名前の由来は、
1951年（昭和26年）に千葉県の落合遺跡から発掘され、
たった3粒しかなかった古代ハスの実から、
最初に発芽開花させた大賀一郎さんの名前をとって、
大賀ハスと呼ばれるようになったそうです。





このお花が2000年前に咲いていたのですね～。
不思議な感覚になります。





ところで、
この美しいハスの花ですが、





花の下からまっすぐに伸びているこの茎に、
たくさんのトゲがあるのをご存知ですか？





ちょっと見えにくいと思うのですが、





近づいた時、茎に点々があるのを見つけました。





さらにアップでご覧ください。

小さな刺が見えますでしょうか。
結構これ痛いです。





美しいものには刺があるって言いますものね。
近づくのはご用心ご用心。





葉っぱの陰に隠れて、かくれんぼ遊びでもしているのかな？





あ、トンボさんみ～っけ。
ハスの周りは、こんな風に大きな石がゴロゴロおいてあるんですよ。





遠い昔のロマンを抱いた大賀ハス。

花言葉は、
「雄弁」「休養」「沈着」「神聖」「清らかな心」「離れゆく愛」






ハスの花が開いているのは午前中までで、
午後には閉じてしまいます。

なので早朝に出かけたのですが、
この日は良く晴れて、朝からとても暑い日でした。

最後まで、ありがとうございました。

―　28日のToday's sky　―

2015.7.28 朝　＠かすみがうら市

「　蓮の花咲く頃の曇り空　」

―　28日のToday's sky　―

2015.7.28 夕方　＠つくば市

「　仕事が終わって見上げてみれば・・・　」

―　28日のToday's sky　―

2015.7.28 夕暮れ　＠かすみがうら市

「　夕陽を浴びて・・・　」

―　Today's sky　―

2015.7.29 朝　＠かすみがうら市

「　早朝の静けさ　」

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