♪だ～れかさんと、だ～れかさんが・・・

6月の風景は、ほとんど周りが緑の水田なのですが、
時々、ほんの一角だけ黄金色に広がっているところがあります。
ちょうど稲刈りを目前にした稲穂のように。




そう、麦畑なんですね。
この状態を金麦って言うのでしょうか？

麦って、こんなに低かったかしら。

きっと「こらーっ！」って怒鳴られながら畑を走り回って遊んでいた頃は、
まだ小さな子供だったから麦が大きく感じていたのですね。




子供の頃、
麦がもっと青々している時に、
みんなで麦笛を作ってそれを鳴らしながら畑の中を、
わけもなくぞろぞろと歩き回っていました。
何故かそれが楽しかったんですよ。
（怒られても懲りないで・・・(笑)）

子供の世界はまだ狭いから、
それだけで十分探検気分が味わえましたね。

そうそう、それで時々真っ黒な麦があったりして、
それを見つけた子は、
なんだか特別なものを得られたような気分になって、
くじ引きにでも当たったように得意げに喜んだものでした。

他にも虫を探したり、前の子をつついてみたり…、

頭の上で雲雀の声を聞きながら、
初夏の風を浴びて遊んだ記憶はずっと忘れていないものですね。

普段は思い出さなくても、
身体が覚えているから同じような光景に廻り合うと、
その頃の記憶が甦ってくるのだと思います。

だ～れかさんと♪　
　　だ～れかさんが♪
　　　　　　　　麦畑～♪

こんな歌、ありましたね。




これくらいになると、もう刈り取りでしょうか。
その後、いろいろ加工されて、


そして・・・
その中のひとつ。


最後に、ドーン！

と、　　　き　ん　む　ぎ　～！

これは発泡酒ですが、
本当のビールができるまでが気になる方は、
「ザ・プレミアム・モルツ」ができるまでをご覧になってみてください。

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