世間って広いようで狭いもの？

このヤギさん、ずっと以前ブログに載せた写真のヤギさんで、知り合いのヤギさんだったことがわかりました。　
それも、息子が生前とても仲良くしていただいて、法事にも参列していただいた高校の友人でした。
家を引っ越していらして私が仕事の帰りに時々通る道の傍だったのです。
世間って、広いようで狭いものです。

彼は息子にとって特別な存在だったと言っても過言ではないでしょう。
生前のみならず、今に至っても縁を絶やすことなく交流させていただいて、そういう友人が他にも数名おりますが、息子が私に残してくれた唯一の宝物です。

そしてその方と久しぶりにお会いすることになり、手料理をご馳走してくださると言うのです。




雨で筑波山の周りには雲たちがふわふわと遊んでいるような冬景色の中、帰国した娘と一緒にそのかたのお宅へ伺いました。




そして、例のヤギさんに会いました。
ご自宅から少し離れた所に小屋がありました。




なんと、子ヤギもいたのです。
そしてこの3匹がとても仲良いのです。



他にも子ヤギはいるのですが、この3匹は何故かいつも一緒にいます。
元気よくピョンピョン跳ねて遊びます。
子ヤギってずいぶん飛び跳ねるのだということを初めて知りました。



とても活発で、じっとしていることがありません。
高いところに上っていったかと思うと、猛スピードで駆け下りてきます。
その様子を見ていると、時間の経つのを忘れるくらい面白いです。

そして、そろそろお食事に・・・と言うことで家の方へ。

そこには、彼のお父上、お父上のお友達、そして一緒にお仕事をしている方たちもいらして、楽しい会話と彼の美味しい手料理でのおもてなしでした。

その食卓に並んだ食材のほとんどが、自分の畑等で収穫したものだそうです。
暖房には、薪ストーブを使っていました。
自給自足に近い生活をしていらして、生きていくのに何が大切なのかを改めて教えられた気がしました。

初めてお会いした方々なのに全然違和感を感じることなく、むしろ幅広い話題や興味深いお話しをたくさん拝聴させていただいて、お腹だけでなく心も満たされたひとときでした。

皆さま、その節は本当にありがとうございました。

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