夏も終わりの頃
訪れる人は少なく あの賑わいは消え
音のない時間だけが ゆったり流れている
黒をベースに 色とりどりの光
余計なものは 見えない
そこには 小さな光の世界が広がって
美しいものだけが 見える時間
穢れたものは 闇の中へ捨てればいい
時々そんな場所に 身をおきたくなって ふらっと来てしまう
遠くに光る 小さな灯りにも
一つ一つの 物語があって
その中に 哀しみや喜びが 隠されているのが伝わってくる
海風が 空っぽの心に秋を告げて 通り抜けて行った
もう悲しい夏は 終わりにしましょ
ここに来れば 私の心にも光が灯る
水面に揺れる 光の陽炎
灯り集めの船に乗って ゆっくりと ゆっくりと
明日の私は きっと明るく輝いている
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日常はほとんど灯りもなく、真っ暗な自然の中で、
それはそれで落ち着くのですが、
それとはまた違った落ち着き、懐かしさがあるのですね。
小さなあの光。
不思議な光です。
何故か落ち着きます。
地方に住んでいると判らない世界。
若い頃はその光りの渦の中で暮らしたものですが、今では、虫の音に心を奪われるような身分になっています。
小さな光の世界が広がって
美しいものだけが 見える時間
かけがえのない時間ですね
その場にただ浸って感じたいものです
ありがとうございます