朝食。卵焼きホットサンド。
昼、チャリで隣町スシローまで走る。
古いmp3プレーヤーは、家で満充電しても片道1.5時間しか持たない。
USBジャックに刺して充電しつつ、寿司ゆっくり食べながら録音聴けば、帰りも家まで持つ。
谷崎の小説『肉塊』を聴く。
この作品の存在を、今回初めて知った。
天才谷崎といえども、決定的に谷崎らしい最初の大傑作『痴人の愛』を突然書いたのではなく、その前年に、この『肉塊』を発表してたのだ。
この小説は、まだ谷崎文学のフォーカスを完全に絞り切れてない雑味が、冗長な文章となって残ってる。しかし、翌年から着実に発表される天才的小説群『痴人の愛』『卍』『蓼喰ふ蟲』に、谷崎が一気に飛翔するための助走としてこの作品を書くことがぜひ必要だったのだとわかる。その意味で非常に興味深い作品だ。
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(My Favorite Songs)
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